ギターを練習するとき、気になるのが「毎日練習すべきなのか」ということです。
仮に毎日練習すべきだとしても、ほとんどの人は継続するのが苦手です。僕も含めて、練習が長続きしない人は多いです。
そこで、今回は「ギターは毎日練習すべきなのか」という問いに対する答えと、毎日練習するためのコツを、僕自身の実体験を踏まえてお話しします。
記事の内容を、以下の動画でも話しました。中央の再生ボタンを押してご覧ください。
もくじ
ギターは毎日練習すべきなのか?
まず、「ギターは毎日練習すべきなのか」についてお話しします。結論から言うと、毎日練習した方が上達は速くなります。
忘れたり弾けなくなったりする
ギターを始めた頃の僕は、毎日練習することができていませんでした。気分が乗った日は、何時間でも練習できました。しかし、そうでない日は、全く練習しないことも多かったのです。
練習したりしなかったりの状態だと、前に練習したことを忘れたり、弾けなくなったりすることが多かったです。
そこで、短い時間でも良いので、毎日練習することを心がけました。すると、以前よりも上達スピードが速まるのを感じました。「繰り返し練習することが大事」とよく言われますが、本当にその通りだなと思ったものです。
継続が苦手な人が毎日練習するには
ということで、ギターは毎日練習した方が良いです。しかし、ここである問題点が起こります。それは、僕を含めて、ほとんどの人は毎日コツコツ練習するのが苦手だということです。
「今日から毎日練習するぞ!」と決意しては、3日も続かないということを繰り返していました。
しかし、ある本に書いてあった内容を参考に練習方法を工夫したところ、毎日練習することができるようになりました。
ここからは、怠け者の僕がギターを毎日練習できるようになった方法を解説します。
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「やる気」に頼るのをやめて「習慣化」を目指す
当時の僕も含めて、毎日練習することができない人には共通点があります。それは、ギターの練習を「やる気」に頼っていることです。
やる気には、浮き沈みがあります。気分が乗っている日は、何時間でもギターを弾けるかもしれません。しかし、やる気が出ない日は、ギターに手が伸びません。
そこで、考え方を変えます。具体的には、「やる気」をあてにするのを止めます。そして、ギターの練習を「習慣」にすることを目指すようにします。
例えば、多くの人が習慣にしていることに「歯磨き」があります。あなたも、毎日歯磨きをすると思います。
ここで、あなたに質問があります。あなたは、歯を磨くとき、やる気に満ち溢れているでしょうか?
おそらく、そうではないと思います。それでも、勝手に体が動いて歯を磨きます。むしろ、歯を磨かない方が気持ち悪いと感じるはずです。
これと同じように、ギターの練習を習慣化できれば、やる気が出ない日でも練習できるようになります。
それでは、どのようにギターの練習を習慣化すれば良いのかをお伝えしていきます。
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ギターの練習を習慣化する4つのポイント
習慣を作る過程においては、次に紹介する4つのポイントがあります。
僕はこれらを意識することで、毎日の練習を習慣化することができました。
練習が長続きしないのは、最初の目標が大きすぎるから
例えば、あなたが今までまったくギターを練習しなかったとします。そして、最終的には「1日1時間」練習する習慣を身に付けたいと考えたとします。
このとき、多くの人は初日から1時間練習しようとします。そして、ほとんどの人は3日も続けられずに挫折します。
この理由は、最初から高い目標を設定しすぎていることにあります。
今まで練習をしなかった人にとって、1時間の練習は大きな負担です。さらに、それを毎日続けるとなれば、とても苦労します。
したがって、この目標を達成できる可能性はかなり低いです。
このように、新しい習慣を身につけようとするときは、いきなり大きすぎる課題を自分に課してはいけません。
小さくて簡単な目標を設定し、7日間同じ時間帯に継続する
最初の目標は、限りなく低いものに設定します。例えば、「1日5分だけ練習する」という目標でも構いません。
ここで重要なのは、「7日間続けてください」と言われて、「自分にもできそうだ」と思えるような目標を設定することです。
逆に、「7日間も続けられるか分からない」と感じるのであれば、目標が大きすぎます。
最初は、練習の量や時間を追求してはいけません。とにかく、毎日続けることだけを重視するようにします。
また、なるべく同じ時間帯に練習すると良いです。
「入浴」や「歯磨き」など、あなたが毎日していることを想像してみてください。
「朝起きて顔を洗った後」や「テレビを見てから寝る前」など、大まかな時間帯が決まっていると思います。
習慣化の際も、なるべく同じ時間帯に取り組むようにします。これにより、その時間帯になると身体が勝手に動くようになります。
7日間継続できたら、少しずつ練習量を増やす
少ない練習量でも、7日間継続すると自信がついてきます。そして、もう少したくさん練習できるのではないか、という気分も湧いてきます。
このタイミングで、初めて毎日の練習量を増やします。
このように、「目標設定→7日間継続→練習量を増やす→7日間継続→練習量を増やす…」というサイクルを繰り返していきます。
これにより、最終的には毎日2時間の練習でさえ、習慣化することができるようになります。
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怠け者でも毎日ギターを練習できるようになる方法:まとめ
ここまで、怠け者だった僕が毎日ギターを練習できるようになった方法を紹介しました。
ポイントは、次の通りです。
・やる気に頼らず、習慣化を目指す
・最初から大きな目標を設定すると、長続きしない
・最初は練習の量や時間より、毎日練習することを重視する
・7日間継続できたら、練習量を増やす
ぜひ、あなたの参考になれば嬉しいです。
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最後までお読みくださり、ありがとうございました。