ギター練習で、やる気・モチベーションを上げる4つの具体的方法

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こんにちは。ライブイベント制作者・音楽プロデューサーの武藤です。

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Twitter:@ongakuhint

ギターを練習するとき、やる気が出ない、モチベーションが上がらないと悩む人は多いです。僕もまさにそうで、ギターの練習をサボってばかりいました。

しかし、当たり前ですが、練習をサボっていては上達はしないんですよね。ギターを上達させるには、日々の練習が不可欠です。

そこで、本を読んだり、音楽仲間から話を聞いたりして「どうすればモチベーションが上がるのか」を研究しました。その結果、やる気が出ないという問題を少しずつ克服していきました。

今回の記事では、僕がどのようにしてギターの練習に対するやる気・モチベーションの問題を克服したのかを伝えたいと思います。

 

この記事の内容を、動画でも話しました。中央の再生ボタンを押してご覧ください。

「やる気が出たら練習する」ではなく、「練習してやる気を出す」のが正解

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ギターを練習するやる気が起きない人の多くは、「やる気になったら練習しよう」と考えています。これは僕もまったく同じでした。

「あー、やる気が起きないなー、練習しなきゃいけないのに」と。でも、やる気が起きない日は永遠に練習を始められないですよね。

あるとき、僕がやる気を上げる方法について調べていたら、ビックリすることがありました。

それは、「やる気が出たら行動する」という考え方自体が間違いであるということです。そうではなく、「行動してやる気を出す」という順序で考えることが正解だと言うのです。

人間の脳には、行動を開始するうちにモチベーションが上がってくる性質があります。これを、「作業興奮」といいます。

これを知ったとき、なるほどと思いました。自分の体験を思い出してみても、面倒な机の片づけをようやく始めたら、気づいたら部屋全体の掃除を始めったことがありました。あるいは、ようやく取り組み始めた面倒な宿題でも、いざ始めてみると案外集中して終わらせることができます。

ギターの練習でも、「やる気が出ない日」のことを想像してみてください。おそらく、ギターを手に取るまでが一番苦痛で、時間がかかるはずです。しかし、弾き始めてしまって5分・10分と経過した後は、勝手に弾き続けられることが多いと思います。

このように、人のモチベーションは、行動することによって勝手に上がります。これを利用するには、「やる気が出たら練習する」という考え方をやめて、「練習してやる気を出す」という発想に変えることが大切です。

「やる気→練習」と考えている人ほど、モチベーションが上がらないことを嘆きます。もしかしたら、モチベーションが上がらない自分はダメな奴だと思うかもしれません。それによって、余計にやる気が無くなってしまいます。

しかし、そうではありません。練習というのはほとんどの人にとって面倒な作業であって、モチベーションが勝手に湧いてくる人は少数派です。多くの人は行動を開始することによって、初めてモチベーションが上がってくるのです。

ぜひとも、練習に対するモチベーションが上がらない自分を責めることをやめてください。そして、やる気ゼロの状態でも良いので、とにかく行動を開始することが大切です。

「1時間練習しよう」→「とりあえずギターを持とう」

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「とりあえず行動することが大事」と言っても、やる気が出ないときに行動するのは難しいです。そこで、うまく自分を動かす方法を紹介します。それは、超簡単な練習からスタートすることです。

例えば、「1日1時間はギターを練習する」と決めているとします。もちろん、毎日1時間ギターを練習することができればすばらしいことです。

しかし、やる気が出ない日は「これから1時間も練習しなきゃいけないのか…」とげんなりしてしまいます。その結果、なかなか練習をスタートすることができません。

そこで、最初のハードルを下げます。最初から、「今日は1時間練習しよう」などとは考えないでください。「とりあえずギターを持とう」という目標でいいのです。

ギターを持つことができたら、次は「チューニングだけしよう」と考えます。そして、チューニングが終わったら、「5分だけ弾いてみよう」と考えます。

このとき、「5分弾いてやる気が出なかったらやめよう」と考えます。実際には、5分も弾いているとモチベーションが少しずつ上がってきて、勝手に弾き続けることができます。最悪、5分だけで止めてしまっても、全く練習しないよりは遥かに上達していきます。

報酬によるモチベーション

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人間のモチベーションは、「報酬」によっても上がります。報酬とは、他人から褒められたり、評価されたりすることを指します。あるいは、お金をもらうことも指します。

例えば、テストの点数が上がったことを褒められたり、ご褒美にプレゼントを買い与えてもらったりすることができれば、もっと勉強を頑張ろうと思うでしょう。あるいは、バイト先の店長から仕事を褒められたり、時給が上がったりすれば、もっと仕事を頑張ろうと思うでしょう。

ギターを練習するモチベーションが上がらない人の多くは、この報酬を受け取る機会が少ないことが多いです。ギターを練習して上達することによって、褒められたり、評価されたりする場面がないのです。

そこで、積極的に人前で披露する機会を増やすことをおすすめします。

例えば、独学で練習していた人がギター教室に通えば、先生が上達を褒めてくれます。あるいは、発表会やライブハウスに出演すれば、見た人が評価してくれます。

人前で演奏するとなると、「恥ずかしい」「自分はまだレベルが低い」と思うかもしれません。確かに、あなたより上手い人はたくさんいるでしょう。それでも、ギターを弾けない素人から見れば、たとえ3か月でも真剣にギターを練習しているあなたは、かっこいい演奏ができる人です。

リアルなイベントに出演することが難しい場合は、スマートフォンなどで演奏動画を撮影して、友達と繋がっているSNSにアップするのも良いでしょう。有名な曲をカバーすると、たくさん反応がもらえます。「いいね」やコメントをもらうだけでも、モチベーションアップに繋がるはずです。

このように、ギターを練習する成果を披露する場を、意図的に増やしていってください。そして、「練習を頑張る」→「評価される」→「もっと練習を頑張る」というサイクルを増やしていってください。

恐怖によるモチベーション

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例えば、僕があなたに銃をつきつけて「ギターを練習しなければ射殺します」と言えば、あなたは慌ててギターを取りに走ることでしょう。

これは極端な例ですが、人は恐怖によってもモチベーションが上がって行動を開始します。

ほとんどの人にとって、学校で授業を受けることや、会社で仕事をすることは苦痛です。それにも関わらず、誰もが朝早く起きて電車に乗り、夜まで勉強や仕事を続けます。

「遅刻したら上司に怒られる」「出席しないと卒業できない」と思うから、面倒でも朝早く起きることができるわけです。これこそ、恐怖によるモチベーションです。

ギターの練習をするためには、「練習しないことによる恐怖」を意図的に作り出すようにしてください。

例えば、ライブなど、他人に披露する機会を強制的に決めてしまうことが有効です。ライブというのは日程が決まっていて、キャンセルや先延ばしはできません。

このため、「お客さんを満足させられなかったらどうしよう」「うまく演奏できなくて恥をかいたらどうしよう」という恐怖が生まれ、練習へのモチベーションが上がります。

実際、僕が音楽活動をしていた頃も、ライブをするようになってから格段に練習へのモチベーションが上がりました。

また、ギターのレッスンに通うのも良いです。レッスン自体は週1回程度ですが、「先生をガッカリさせたくない」という恐怖が働き、教室に行かない日の練習へのモチベーションを高めてくれます。また、練習課題や宿題を出してくれる先生であれば、こちらもモチベーションが上がります。

独学でギターを練習する人よりも、教室に通う人が伸びる理由は、直接指導を受けているということもありますが、このような恐怖によるモチベーションが働くことも原因です。

また、ライブ活動や教室に通うことができない場合も、恐怖を利用してモチベーションを上げる手法があります。それは、ギターを練習しないことによる恐怖を実際に紙に書き出して、見えるところに貼っておくことです。

例えば、音楽を本格的に始めたのが高校時代だった僕の場合は、

・文化祭ライブでクラスの女の子にカッコイイところを見せられない

というのが、「恐怖」でした。

他にも、人によっていろいろな「恐怖」が考えられると思います。

・ギタリストになれず、今のつまらない仕事を死ぬまで続けなければいけない

・部屋に来た友人がギターを見て「何か弾いてみて」と言われても何も弾けず、恥ずかしい思いをする

このように、恐怖を考えられるだけ考えて、机の近くなどに貼っておきます。そうすると、この紙を見るたびに、お尻を叩かれて練習ができるようになります。

この方法を使えば、一人でもモチベーションを上げることができます。

憧れ・目標のギタリストの演奏を聴く

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あなたにも、「ギターを演奏してみたい」と思うキッカケとなったギタリストがいたと思います。あるいは、憧れや目標とするギタリストがいるはずです。

モチベーションが上がらないときは、ぜひ彼(彼女)の演奏を聴いてみてください。

個人的には、CDを聴くよりも、DVDなどでライブ映像を見る方がモチベーションが上がりました。「あんな風に大勢の前でカッコよく演奏してみたい!」という気持ちが湧いてくるのです。また、実際にライブを見に行くのはさらに有効です。

こうすることで、目や耳からモチベーションを上げることができます。ぜひ試してみてください。

ギター練習のやる気を出す方法:まとめ

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ここまで述べたように、人は「行動」「報酬」「恐怖」の3つによってモチベーションが上がる性質があります。また、憧れのギタリストの演奏を聴くことでも、やる気が湧いてきます。

これらをうまく活用して、自分を動かしてください。

僕もギターを弾いていたのですが、練習へのやる気が出なくて悩んでいたので、この記事が役に立てばとても嬉しいです。

これからも、ギター関連の記事を増やしていきます。また、無料のメール講座では「これからの時代、いちばん確実に音楽を仕事にする方法」を収録した7時間以上の動画をプレゼントしています。プロ志望の人は、ぜひこちらも見てくれたら嬉しいです。

武藤

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