音楽活動のヒント>バンド・アーティストマーケティング>将来ファンになってくれる可能性があるのはどんな人たちか
ターゲットを絞る
あなたの最終目的は音楽でお金を稼ぐことです。そのためには、あなたの音楽にお金を出してくれるファンを獲得しなければなりません。
ただし、会ったばかりの相手にいきなり売り込みをするのはセールスと同じであり、嫌われてしまいます。そのため、まずは知ってもらう活動(=周知活動)からスタートし、その後徐々に信頼関係を作っていかなければなりません。
【ファン獲得の3ステップ】
周知活動→ファン化→売り込み
最終目的がお金を稼ぐことである以上、自分を知ってもらう段階である周知活動においても、将来あなたの音楽にお金を出してくれる可能性がある属性の人たちにターゲットを絞り、彼らに向けて存在をアピールしなければなりません。
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将来ファンになってくれる可能性があるのは誰か
それでは、あなたが周知活動のターゲットとすべき、将来あなたの音楽にお金を出してくれる可能性がある人たちとはどんな人でしょうか。
少なくとも、「音楽は嫌い」「音楽は聴かない」という人が、あなたの音楽にお金を出してくれる可能性はゼロに等しいです。まずは、「音楽が好き」という属性を持っている必要があります。
そのうえで、どんなジャンルの音楽を好むのかも重要です。
もちろん「音楽なら何でも好き」という人もいますが、それよりもロックが好き、メタルが好き、アニソンが好きなど、好みのジャンルを持っている人の方が圧倒的に多いです。
例えばロック好きであれば、1つだけではなく複数のロックミュージシャンのファンである可能性が高いですし、次に好きになるミュージシャンもまたロック系である可能性が高いです。メタル好きでもアニソン好きでも同じです。
このことから考えると、将来あなたのファンになってくれる可能性が最も高いのは、あなたのやっている音楽と同じジャンルを好む人であると言えます。
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アピールする相手を間違えば努力は水の泡に
逆に、人はどれだけアピールをされても、興味が無いものやジャンルには見向きもしません。
極端な例ですが、
・そもそも普段音楽を聴かない人にアピールする
・メタルやパンクをやっているのに、静かな音楽が好きな人にアピールする
・男性4人組バンドが、女性アイドル好きにアピールする
このようなことを行っても、反応が薄いであろうことは簡単に想像できると思います。
あなたの音楽と違うものを好む属性の人たちに向けていくら時間やお金をかけてアピールをしたところで、その努力は水の泡となる可能性が高いです。
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あなたのジャンルを好む人をターゲットにする
周知活動においてあなたがターゲットとすべきなのは、あなたのやっている音楽ジャンルを好む人です。
あなたがオリジナル曲を演奏している場合は、あなたが作る曲のジャンルを好む人や、あなたが曲作りの上で影響を受けたミュージシャンのファンをターゲットとすべきです。
また、あなたがカバーを演奏して活動している場合は、まさにそのカバーしているアーティストのファンをターゲットにすべきです。
最小の努力で最大の結果を出すには、効率を意識することが大切です。周知活動では、ターゲットを正しく絞りそこに向けて集中的にアピールを行うことで、反応率を最大まで高めることができます。
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