音楽活動のヒントプロを目指すために必要な考え方>集客が増えないのは演奏が下手だからではない

集客が増えないのは演奏が下手だからではない

代表:武藤
著者 ムトウ企画:武藤

良い音楽をやればお客さんは増える?

私は、リアルの場でも多くのバンド・アーティストの集客相談に乗っています。

私がいろいろとアドバイスをさせて頂くよりも先に、「なぜファンや集客が増えないと思うか」という自分なりの考え方を聞くことにしています。

すると、ほとんどのバンド・アーティストが、「演奏が下手だからだと思う」「お客さんの心に響く曲を作れていないから」と答えます。

逆に「どうすればファンが増えると思うか」と聞くと「もっと演奏が上手くなれば」「もっと良い曲を作れれば」と答えます。

これを読んでいるあなたも同じような考え方である場合、残念ながら「バンド・アーティストが陥りやすい考え方の罠」にハマってしまっています。

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アーティストが陥りやすい考え方の罠

バンドやアーティストが陥りやすい考え方の罠とは、ファンが増えない原因はすべて演奏技術や作品などの「音楽」の質にある、という考え方です。

つまり、良い音楽をやればお客さんは増えるはずであって、お客さんが増えないのであればそれは自分のやっている音楽の質が低いからだ、という考え方です。

確かに、演奏が下手よりも上手い方が、お客さんがつく可能性は増えます。しかし、「演奏さえ上手ければお客さんは増える」「作品さえ良ければお客さんが増える」というのは事実ではありません。

バンド・アーティストビジネスに限らず、あらゆるビジネスにおいても、商品の質が高いからといって、必ずしもそれに比例して集客が上がるわけではありません。

なので、まずは「商品の質=演奏力」と「集客力」は全く別物であるということを認識する必要があります。

そして、「商品の質を高める作業(=練習)」と「集客力を高める作業」もまた、全く別物であるということを認識する必要があります。

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演奏力と集客力は全くの別物

例えば、私が開催しているイベントでは、お客様に出演バンド・アーティストを採点してもらうシステムがあります。

集客さえ多ければ高得点を取れるというシステムではなく、実力によって点数が決まるようなルールになっています。

もしも演奏が良ければファンがつくという考え方が正しいのであれば、お客様がつける点数が高いバンド・アーティストほど、集客も多いはずです。

しかし実際には、お客様が評価する演奏力と、集客力は全く比例していません

私はすべてのイベントにおいて、それぞれのバンド・アーティストにつけられた点数と、個々の集客数を記録していますが、この事実はその数字からも明らかです。

このように、演奏技術や作品の力と集客力は全く別物であり、音楽の質を高める作業と、集客力を高める作業もまた全くの別物です。

ライブハウスに行けば、メジャー顔負けのものすごい演奏が出来るのに、集客が全然できていないアーティストもいます。

一方で、素人が聴いても下手なのに、たくさんのファンをつかんでいるアーティストもいます。

これは不思議なことではありません。演奏力を高めることはできていても、集客力を高める作業は適切に出来ていないアーティストもいれば、その逆のアーティストもいるという、ただそれだけのことです。

まずは、これらの事実から「演奏力」と「集客力」は全くの別物であることと、それぞれを高めていく作業もまた別物であることを理解してください。

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