メジャーデビューのデメリット:メジャーデビューを目指す人が絶対に知るべきこと

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プロを目指すほとんどのミュージシャン・バンドの人が、「メジャーデビューがしたい」と言います。

これは、音楽活動をしていた当時の私自身もそうでした。

しかし、後から知ったことなのですが、メジャーデビューには多くのデメリットがあります。

今回は、それについてぜひ知ってもらいたいと思い、メジャーデビューのデメリットについて書きました。

記事の内容を、動画でも話しました。中央の再生ボタンからご覧ください。

デビューしても食えず、副業やアルバイトをすることになる

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多くの人が、「メジャーデビューをすれば音楽で食べていける」と考えています。

しかし実際には、ほとんどの人が食べていけません。

なぜなら、音楽活動から得られる収入がとても少ないからです。

 

CDを売っても、売り上げの99%はレコード会社や流通業者などに吸収されます。

ライブをしても、売り上げのほとんどは事務所や制作会社に吸収されます。

グループやバンドで活動すれば、少ないその残りを、さらにメンバー全員で分け合うことになります。

これでは、到底生活していくことができません。

 

これは、デビューしても人気がないアーティストだけの話ではありません。

テレビ出演や、ドラマ主題歌などを手掛けるミュージシャンにすら、このような現実があります。

 

このため、メジャーデビューしたミュージシャンは、こっそり副業やアルバイトをして生計を立てている現実があります。

昼は作曲やライブ活動、夜はアルバイトと、時間にも余裕がなくなります。

メジャーデビューを目指すのであれば、この辛い現実を理解しておく必要があります。

契約を切られた瞬間に食えなくなる

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仮に、メジャーデビューをしたあなたがセールスに恵まれ、何とか生活ができる収入を得られたとします。

しかし、ここにも落とし穴があります。

それは、「契約を切られた瞬間に食えなくなる」ということです。

 

「自分が契約を切られるわけがない」

あなたも、そう思うかもしれません。

 

しかし、日本では年間300組以上のミュージシャンが、メジャーデビューを果たしています。

しかし、普通に生活をしている限り、

「年に300組ものミュージシャンがデビューしている」

とは到底思いませんし、気づきもしません。

 

つまり、このことは、

「デビューしてもほとんどの人が、名前すら知られることなく消えている」

という現実をあらわしています。

 

そして、「消える」ということは、「レコード会社や事務所からの契約を打ち切られる」ということです。

つまり、あなたがメジャーデビューを果たしても、CDを1枚出しただけですぐに契約を切られる可能性が圧倒的に高いという現実を理解してください。

 

さらに、いま売れているミュージシャンを何組か想像してください。

このうち、10年以上活躍している人がどれだけいるでしょうか。

もしかしたら、3年以上売れている人すら珍しいかもしれません。

 

このように、一度は売れたとしても、長期にわたってそれを維持し続けることは難しいです。

そして、セールスが停滞すれば、レコード会社や事務所にはあなたを所属させておくメリットがありません。

このため、すぐに契約を打ち切られることになります。

 

ライブハウスで仕事をしていると、契約を切られた元メジャーのミュージシャンを見ることは少なくありません。

「●●(超有名バンド)のプロデューサーがついていた」

「デビューして成功し、オリコンチャート10位以内に何度も入ったこともある」

そんな人でも、ライブハウスに数人程度しか呼べず、赤字でライブをしている光景があります。

もちろん、音楽活動で食べていくことなど、到底できていません。

 

「大企業に入社しても安心できる時代ではない」

と言われますが、

「メジャーデビューをしても安心できない」

ということも、心に留めておく必要があります。

音楽性や活動に規制・制約がかかる

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ライブハウスで働いていると、有名なミュージシャン・バンドがメジャーデビューする前からファンだったという人に会うことが多くあります。

「ずっと応援していたアーティストがデビューを果たした」

ということで、とても喜んでいるのではないかと想像できます。

 

しかし、彼らの多くは、次のように嘆きます。

「デビューする前の方が好きだった」

「メジャーデビューして音楽性が変わってしまった」

 

多くのミュージシャンは、メジャーデビューをきっかけに音楽性や活動に制約をかけられることになります。

それでは、なぜこのようなことが起こるのでしょうか。

 

メジャーデビューをすると、基本的に演奏活動や作曲に集中することになります。

そして、宣伝や集客などは、レコード会社や事務所が担当することになります。

 

このことは、一見「音楽活動に集中できる」ように思えるかもしれません。

しかし、ここに落とし穴があります。

それは、「ファンを代わりに集めてもらっている」ということです。

 

レコード会社や事務所(=業界組織)にファンを集めてもらうと、ミュージシャンをとの力関係は、

業界組織 > ミュージシャン

となります。

なぜなら、組織の力が消えた瞬間にファンがいなくなり、食べていけなくなるからです。

 

例えば、親の言うことを聞かない子供は、「出ていけ」と言われた瞬間に黙ってしまいます。

あるいは、家出をしたとしても、すぐに自宅へ戻ってくるしかありません。

これは、自分の力で食べていくことができないからです。

 

このように、

「自分の力でお金を稼げない(=ファンを集められない)」

ということは、

「誰かの言いなりにならなければいけない」

ということなのです。

 

メジャーデビューをすると、業界組織とアーティストは、「親」と「子ども」のような関係になってしまいます。

 

そして、アーティストは、

「こういう音楽をやりなさい」

「こういう活動をしなさい」

と、厳しい制約を課せられることになります。

 

それを拒否すれば、

「だったら一人で頑張ってください」

と言われてしまいます。

しかし、自分の力で集客できないミュージシャンは、契約を切られた瞬間に食えなくなるため、指示に従うしかありません。

このように、メジャーデビューしたミュージシャンは、音楽性や活動に規制をかけられていくのです。

 

確かに、デビューして一握りの成功者になれば、テレビに出演し、大きい会場でライブができるかもしれません。

しかし、自分がやりたいと思う音楽ができなくなり、あなたは幸せでしょうか。

音楽が好きだからこそメジャーを目指したものの、その気持ちを見失う人は多いです。

メジャーデビューを目指す前に、このことをよく考える必要があります。

メジャーデビューのデメリットをすべて打ち消すには

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なお、私のサイトでは、メジャーデビューのデメリットを鑑みて、

「音楽を仕事にしたいなら、メジャーデビューするよりも個人で活動すべき」

と提唱しています。

 

私が紹介する方法で、個人での音楽活動をマスターすれば、

・メジャーデビュー以上の安定収入を得られる

・たったひとりで日本全国に大量のファンを獲得できる

・音楽性や活動に制約なく、やりたい音楽を自由にできる

という未来を手に入れることができます。

 

ただし、これにはあなたの圧倒的な努力と、年単位の時間が必要です。

 

これを実現する具体的な方法は、当サイトの記事で無料解説しています。

また、無料メルマガ登録者には18本の非公開動画をプレゼントし、ステップバイステップで解説を行っています。

これらを、あなたの音楽活動に役立てていただけたら幸いです。

 

私の記事を読んでくださった、あなたの成功を心から祈っています。

GOOD LUCK!

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武藤

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