デビュー後の印税収入:音楽で食べていけない人の方が多い現実

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こんにちは。ライブイベント制作者・音楽プロデューサーの武藤です。

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Twitter:@ongakuhint

こんにちは、武藤です。

メジャーレーベルやインディーズレーベルと契約を結び、そこからCDなどの作品を発表することをデビューといいます。

そして、プロを目指すミュージシャンの多くは、「デビューすればプロとして音楽収入で生活していくことができる」と考えています。

しかし、これは誤解であり、デビューしたアーティストのほとんどが音楽で食べていくことができません

この記事では、デビュー後のアーティストが直面している収入の現実について解説します。

記事の内容を、動画でも話しました。中央の再生ボタンからご覧ください。

「デビューしても食えない」理由

レーベルと契約することを、まるで会社に就職することと同じように考えているミュージシャンは多いです。

つまり、会社員と同じように、毎月決まった給料がレーベルから支払われると考えているということです。

 

しかし現実には、レーベルと契約したアーティストは、会社員のような固定給をもらえるわけではありません

あくまで、作品が実際に売れた場合にのみ、その売上の一部がアーティストに支払われる仕組みです。

作品が売れるたびにアーティストが受け取れるお金を印税と言いますが、この支払額はとても低いです。

シングルCDが1枚売れるごとにアーティストが受け取れる印税は、売り上げの1%が相場です。

 

例えば、1枚1000円のシングルCDが1枚売れたとします。このとき、アーティストが受け取れる印税はたったの10円です。

それでは、あなたが1000円で販売しているシングルCDが1万枚売れた場合はどうでしょうか。

1万枚という数字は、オリコンチャート10位に入る可能性もある、非常に大きなものです。

しかし、この場合であっても、アーティストに支払われるのはたったの10万円です。

 

10万円と言えば、アルバイトを1か月頑張れば高校生でも稼げる金額です。

そして、家族を養うどころか、一人暮らしをするのもままならない金額です。

 

また、グループやバンドの場合、メンバー1人当たりの収入はさらに低くなります。

なぜなら、メンバー全員に1%の収入があるのではなく、この1%を全員で平等に分ける形になるからです。

さらに悪いことに、作品が売れなければアーティストは収入を受け取れません。作品が売れなければ売れないほど、アーティストの収入は限りなくゼロに近づきます。

CDの売り上げは、90年代後半をピークに下落が続いています。

このため、デビューしても生活できないアーティストは、今後ますます増えていくことが確実です。

デビューしていても、こっそりアルバイトする現実

このような現実があるため、デビューしていても音楽収入で食べていけない人がほとんどです。

むしろ、デビュー後もアルバイトをして、何とか生活を支えている人がほとんどです。

 

ただ、この事実は音楽に強い関心を持つ人の間でも、ほとんど知られていません。

なぜなら、アーティストはファンの憧れとなるべき存在であるため、このような苦労を語らないからです。

 

もちろん、あなたが単なる一人の音楽ファンであれば、憧れのアーティストが「こっそりアルバイトをしている」という現実を知る必要はありません。

しかし、あなたがプロを目指すのあれば、「デビューしたからといって音楽で食べていくことはできない」という事実を認識する必要があります。

そして、デビューではなく、「音楽収入で生活していける状態」を目標にするようにしてください。

そのために必要な知識や方法は、すべてこのサイト内で解説されています。

私の記事を読んで下さった、あなたの成功を心から祈っています。

音楽活動のヒント 管理人:武藤

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