ライブハウスのキャンセル料を正しく理解する

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こんにちは。ライブイベント制作者・音楽プロデューサーの武藤です。

tccfmswt

Twitter:@ongakuhint

こんにちは、ライブイベント制作者・音楽プロデューサーの武藤です。

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ライブハウスへの出演を申し込んだ後に辞退(=キャンセル)をする場合、主催者はあなたにキャンセル料を請求します。

「自分はキャンセルなどするはずはない」と思っていても、音楽活動では何が起こるか分かりません。

このため、キャンセル料についてよく理解しておく必要があります。

そこで、今回の記事では、ライブハウスに出演する際のキャンセル料について解説します。

また、以下のYouTube動画でも、私:武藤がカメラの前で詳しく解説しています。

 キャンセル料の発生時期や金額は、必ず出演決定前に確認する

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キャンセル料の発生時期や金額は、ライブの主催者によって異なります。

このため、出演を申し込む「前」の段階で、必ず主催者側に確認しておくことが大切です。

 

なお、出演者のことをきちんと考えている主催者であるほど、キャンセル料について前もって自ら説明を行います。

例えば、私の主催するライブでは、キャンセル料の発生時期や金額を申し込みフォームに掲載しています。

そして、それを承諾しなければ申し込めない仕組みになっています。

 

発生時期については、「申し込み終了後すぐにキャンセル料が発生する」ケースや、「当日まで60日を切るとキャンセル料が発生する」場合などがあります。

金額については、チケットノルマや参加費の全額がキャンセル料となることが多いです。

 

そして、キャンセル料の規約について納得できる場合のみ、出演を申し込むことが大切です。

なぜなら、キャンセル料の規約を知ったうえで出演を申し込んだ場合、あなたには支払いの義務が生じるからです。

キャンセルする段階になってはじめて「発生時期が早すぎる」「金額が高すぎる」などと言う人がいます。

しかし、キャンセル料の発生時期や金額を知りながら、申し込んだのはアーティスト側です。

必ず、キャンセル料の規約について納得できるライブにのみ出演するようにしてください。

 

また、キャンセルの際は、基本的にはその理由を問わずキャンセル料が発生します。

たとえ怪我や病気、急用だったとしても、免除はされないと考えてください。

キャンセル料を支払う必要が無いケース

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次に、キャンセル料を支払う必要のないケースについて紹介します。

 

出演決定までにキャンセル料の提示・説明がない場合

お金は、あらゆるトラブルの発生源でもあります。

このため、出演者のことを考えている主催者であるほど、キャンセル料について事前にきちんと説明を行います。

 

しかし、キャンセル料について、主催者側が事前に全く提示・説明しない場合があります。

この場合、主催側に落ち度があると言えます。

このようなケースでは、キャンセル料を支払う必要はありません。

 

ただし、「契約書やサイト、メールに記載があったものの気づかなかった」というのは通用しません

このような書面については、きちんとチェックするようにしてください。

 

主催者が、出演決定時の契約内容を一方的に変更してきた場合

質の低い主催者の場合、出演決定後に、あらかじめ提示されていた条件を主催者が一方的に変更してくる場合があります。

極端な例では、ノルマ(出演費用)の金額を値上げしてきたり、ライブ会場を変更してきたりする場合があります。

 

これでは、ハンバーガーを注文してお金を払ったのに、牛丼を提供されるようなものです。

このような場合、主催者側に明確な落ち度がありますので、キャンセル料を支払う必要はありません。

 

ここまで述べたように、「事前にキャンセル料の提示や説明がない」「主催者が契約内容を大幅に変更してきた」など、主催者側に明確な落ち度がある場合は、キャンセル料を支払う必要がありません。

キャンセル料の不払い行為をやめるべき理由

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キャンセル料を支払う必要があるケースであっても、不払い行為をしようとする人がいます。

特に、主催者側からの連絡をすべて無視する形でこれを行おうとする人が多いです。

 

ただし、これは絶対に行わないようにしてください。

書面はもちろん、メールなどのネット上でのやりとりや、口頭での約束であっても、あなたと主催者側には「契約」が発生しています。

このため、あなたにはキャンセル料の支払い義務があります。

 

そして、キャンセル料の不払い行為は、主催者側にとって大きな損失となります。

このため、ライブハウスやイベンターは、不払い行為を行う出演者の情報をお互いに共有しています。

これにより、同じ被害に合うことを未然に防いでいるのです。

 

実際に、キャンセル料の不払い行為を行っていた出演者が、他の人が主催するライブに出演しようすると、不払い行為を理由に断られるケースが存在します。

 

「あなたは過去に他のライブでキャンセル料の不払い行為をしていますよね。そのような人は、私のライブへの出演をお断りします」

 

このように断られてしまいます。

不払い行為を繰り返していると、最悪、どの主催者のライブにも出演できなくなってしまいます。

また、あなたというアーティストに対する悪評が広まります。

このため、不払い行為はやめておいた方が賢明です。

 

ここまで述べたように、キャンセル料については、必ず出演を決める前に確認するようにしてください。

そして、主催側に明確な落ち度が無い限り、あなたには支払いを行う義務があります。

不払い行為などは決して行わず、必要な場合は速やかに払うようにしてください。

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