「フリーミアム」を応用し、音楽商品を売るには

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こんにちは。ライブイベント制作者・音楽プロデューサーの武藤です。

tccfmswt

Twitter:@ongakuhint

あなたが音楽でお金を稼ぐためには、有料商品を開発し、それを販売する必要があります。例えば、ライブのチケットやCD、グッズなどが商品になるでしょう。

ただ、すべてのビジネスにおける原理原則として「有料の商品をいきなり売ろうとしても全く売れていかない」というものがあります。

あなたも、知らない商品やサービスをいきなり売り込まれても購入しないでしょう。これと同じように、あなたがいくら宣伝をしたところで、チケットやCDが売れていかないのは当然です。

このように、新しい顧客を獲得する際は、いきなり有料商品を売ろうとしてはいけません。そうではなく、まずは無料の商品やコンテンツを通じて人を集め、ファンになってもらうことを考えるというステップを挟むようにします。そして、その後にようやく有料商品を販売するようにします。

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スマートフォンアプリのビジネスモデル

「無料」を使って集客を行い、ファンになってもらい、その後にようやく有料商品を販売するビジネスモデル(ビジネスの仕組み)の代表例として、スマートフォンのアプリがあります。

スマートフォンのアプリは、基本的な機能は無料で使うことができる場合が多いです。まずは無料でたくさんの人にダウンロードしてもらい、ユーザーに得をしてもらうことでファンになってもらいます。そして、ファンになってくれたユーザーに向けて、ようやく有料商品の販売を開始します。

例えば、ゲームの場合であれば、無料で楽しんでもらってファンになってもらいます。そして、ようやくその後に「アイテムを買いませんか」などと有料商品を売ろうとします。

「LINE」であれば、無料でメッセージや通話などの便利な機能を提供してファンになってもらいます。そして、ファンになったユーザーに対して「スタンプ」「着せ替え」「音楽」などの有料商品を売ろうとします。

もちろん、無料部分だけで満足するユーザーも多いです。しかし、有料商品の購入を行う人も多いからこそ、「基本無料」のスマートフォンアプリがビジネスとして成り立つのです。

このとき、アプリそのものを最初から有料にするとなかなか売れていきません。なぜなら、使ったことがないアプリに対してお金を先に払うことは、多くの人にとって不安だからです。だからこそ、まずは無料で多くのユーザーに満足してもらい、ファンになった上で商品を販売するという形を取っているのです。

このように、基本的なサービスや製品は無料で提供し、さらに便利な機能や特別なサービスのみを有料で提供するビジネスモデルを「フリーミアム」と呼びます。

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「フリーミアム」を音楽活動に応用する

ここまで、アプリを例にフリーミアムについて解説しました。それでは、これをあなたの音楽活動に応用するには、どうすれば良いでしょうか。

もちろん、あなたがアプリを開発しなければならないわけではありません。「フリーミアム」の本質は、「無料で大量のファンを獲得し、その後にようやく有料商品を販売する」という考え方にあります。

この考え方をあなたの音楽活動に応用すると、「大量の記事や動画を無料投稿し、その後に商品を売る」という答えに到達します。

例えば、あなたが演奏をしている動画を大量に無料公開するようにします。あるいは、あなたの音楽と関係のあるテーマを扱った記事を、ブログやSNSで大量に投稿します。

無料で質が高いものを大量に提供することで、多くの人があなたのコンテンツのもとに集まります。そして、「無料でこれだけのものを発信している」というギャップから、あなたのファンになってくれます。

そして、こうしてファンになってくれた人たちに向けて、ようやく「ライブに来ませんか」などと有料商品を売るようにします。無料コンテンツを通じてファンになっている人がすでに大勢いるため、いきなりチケットを売ろうとするよりも、売り上げは爆発的に伸びていきます。

このように、「人を集める」「ファンになってもらう」部分までは無料で行い、その後でようやく有料商品を販売するのが、フリーミアムの本質です。ぜひあなたもこの考え方を音楽活動に応用し、商品の販売を加速させるようにしてください。

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