次に繋がらず、悪い噂が立つミュージシャンの集客手法

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こんにちは。ライブイベント制作者・音楽プロデューサーの武藤です。

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Twitter:@ongakuhint

無名のミュージシャンであっても、多くの人を集客するための手法は無数に存在します。しかし、その中には相手に嫌悪感を覚えさせ、悪い評判を呼んでしまう集客手法が存在します。

ただし、この手法自体は間違っているものの、集客そのものは出来てしまいます。このため、多くのミュージシャンが間違いに気づかず、この手法を取ってしまっています。

相手に嫌悪感を与える集客手法は、短期的には成果を得ることができたとしても、長続きすることは絶対にありません。それどころか、将来のあなた自身を苦しめる可能性が高いです。これを避けるためにも、集客そのものは出来ても次に繋がらず、あなたの評判を損ねてしまう手法について解説します。

強要によって相手を動かす手法

相手を行動させる方法の一つとして「強要」があります。強要とは、相手に対して何らかの圧力をかけて集客する手法です。

例えば、「相手をライブに来るようしつこく誘う」「CDを買ってくれとしつこく頼み込む」などの行動は、この典型例であるといえます。

かつては私も、あるミュージシャンからしつこくライブに来るよう誘われたことがありました。これを断ったところ、「なぜ来られないの?」「仕事は休みでしょう?」としつこく何度も迫られました。「ここまで言うのなら」と思い、そのライブには足を運びましたが、私は相手に対して嫌悪感しか抱きませんでした。

また、私がイベントを主催しているライブ会場で、CDの物販をしているミュージシャンが、渋るお客様に購入をしつこく迫っていました。そのお客様はしぶしぶ財布を取り出してそれを購入しましたが、このやり方は長く続かないだろうと思ったことを覚えています。

ここまでは、主に言葉を使って相手に圧力をかける手法を紹介しました。しかし、言葉の上では相手に強要をしなくても、知らず知らずのうちに圧力によって相手を動かしてしまうこともあります。

例えば、職場や学校の後輩をライブに誘うとします。このとき、後輩がライブに来てくれる理由が「あの先輩の誘いを断ると面倒だから」というものであったとしたら、あなたは強要によって相手を動かしていることになります。

このため、あなたより下の立場にある人に行動を促す際には、気をつけなければなりません。自覚がないまま相手に圧力をかけていないか、十分に注意する必要があります。

圧力で相手を動かす問題点

実際のところ、強要によって相手を動かすことは可能です。音楽の世界で言えば、ライブに来てもらったり、CDを買ってもらったりすることは可能です。

しかし、この手法の問題点は2つあります。まずひとつは、「次に繋がらない」ということです。

圧力をかけて無理に行動させた相手は、あなたに対して嫌悪感しか抱きません。なぜなら、あなたの音楽に魅力を感じていないにも関わらず、それに対して時間とお金を使わされたからです。このため、一度あなたの商品を購入したとしても、2回目は絶対にありません。

実際に集客がうまくいっているミュージシャンであれば、誰もが同意してくれることだと思いますが、ファンを増やしていくためには相手にリピートしてもらうことがとても重要です。

例えば、栓を閉めずにお風呂にお湯を貯めようとしても、いつまでも浴槽は満タンになりません。このように、新しいファンを獲得するだけでは、集客は決して伸びていきません。よって、いつまで経っても音楽でお金を稼ぐこともできません。

圧力を背景に相手を集客しても、次に繋がることはありません。このため、あなたはファンを増やしていくことができないのです。

また、強要による集客のさらなる問題点として、「悪い口コミが広がる」というものがあります。

例えば、あなたが断る相手に何度も「ライブに来てくれ」としつこく頼み込んだとしたらどうでしょうか。相手は、一度ライブに来てくれたとしても、その体験を周囲に話すでしょう。「しつこく勧誘されて嫌だった」「あいつからの電話は出ない方がいい」などと、悪い評判が広がっていくのです。

このように、リピートの確率がゼロになるだけではなく、周囲にまで悪評が広まっていくことになります。もし悪い噂が立てば、あなたがファンを獲得していくことは難しくなります。

このため、もしあなたが圧力を背景とした集客を行っている場合、すぐにこれを止める必要があります。なぜなら、現在は成果を出すことが出来ていたとしても、近い将来必ずあなた自身を苦しめることになるからです。

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