音楽を仕事にするか、趣味にするかの違い

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こんにちは。ライブイベント制作者・音楽プロデューサーの武藤です。

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Twitter:@ongakuhint

音楽を趣味としてやるべきか、仕事にすることを目指すべきかを迷っているミュージシャンやバンドマンは多いです。音楽を人生の楽しみとしてだけ考えるべきか、それともお金を稼ぐ手段として考えるべきかは、難しい問題です。

このことを判断するにあたっては、「音楽を仕事にするのと趣味にするのでは何が違うのか」をきちんと理解する必要があります。あなたがこれを理解することができれば、将来を考えるうえでの大きな判断材料になります。

音楽と関われる時間の長さ

あなたは、生きていくためにお金を稼がなければなりません。たとえ贅沢をしようとは思わなくても、お金はかかります。衣食住をまかない、最低限の生活をするだけでもお金は必要です。

もしかしたらあなたは学生で、両親や保護者に面倒を見てもらっているかもしれません。それでも、生きていくために自分の力でお金を稼がなければならなくなる時は必ず来ます。

私たちは、このお金を稼ぐために「仕事」をします。そして、99%の仕事は「寝ていても稼げる」「1日30分程度の労働でOK」ということはありません。

どんな職業に就いても、最低でも週に5日は朝から晩まで働かなければならないでしょう。すなわち、仕事というものは、人生における時間の大半を費やすものであると言えます。

このことを踏まえた場合、あなたが音楽を仕事にするとはどういうことでしょうか。それは、あなたの人生における大半の時間を、音楽に使えるということです。

あなたが音楽を仕事にすることができるということは、生活をしていくために必要なお金をそこから得られるということです。したがって、他の職業に就く必要がありません。このため、人生の大半の時間を音楽に使うことができます。

それでは、あなたが音楽を趣味にする場合はどうでしょうか。この場合、生活費を得るために、音楽とは別の職業に就かなければなりません。よって、音楽に使える時間は、仕事終わりや休日といったごく短い時間に限定されることになります。

このように、音楽を仕事にするのと趣味にするのでは、人生において音楽に使える時間の長さが大きく異なります。

ファンに対する責任の有無

あなたが音楽を仕事にしようとする場合、ファンの存在が必須となります。つまり、お金を出してでもあなたの音楽を求めてくれるお客様の存在が不可欠になります。

そして、お客様から貴重なお金を頂く以上、あなたの行動には「責任」が伴うことになります。質が低いものを提供したり、手を抜いたりすれば、多くの人を失望させます。

このため、あなたは常にファンの期待に応え続けなければなりません。

そのためには、常に言い訳せず自分に厳しくあり続ける必要があります。例えば、とても疲れていたり、アイデアが全く浮かばなかったりするときであっても、目の前の課題から逃げ出すことは許されません。

このように、ファンの期待に応えるものを生み出す過程では、「楽しい」こと以上に「苦しい」こともたくさんあります。それを乗り越えていける人だけが、音楽を職業として続けていくことができるのです。

それでは、音楽を趣味にする場合はどうでしょうか。この場合、純粋に「楽しい」という気持ちだけで音楽を続けることができます。他人に対する責任もないため、やりたくないときはいつでもやめることができます。

このように、音楽を仕事にするのと趣味にするのには、2つの大きな違いがあります。それは、「人生の中で音楽に使える時間の長さ」と「ファンに対する責任の有無」です。

これを踏まえたうえで、あなたが音楽を仕事にしたいのか、それとも趣味にしたいのかを考えるようにしてください。

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