誰からも好かれようとする音楽家ほど、誰からも好かれない理由

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こんにちは。ライブイベント制作者・音楽プロデューサーの武藤です。

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Twitter:@ongakuhint

音楽を仕事にしたい人は、1人でも多く自分のファンを増やさなければなりません。ただ、1人でも多くファンを増やそうとするあまり、誰からも好かれようとしてしまう人はとても多いです。

しかし残念なことに、音楽家は誰にでも好かれようとすればするほど、人気を集めることができません。あなたがもし、「老若男女誰からも好かれたい」「幅広く愛されるミュージシャンになりたい」などと本気で思っているのであれば要注意です。

あなたが幅広く愛されようとすればするほど、当たり障りのない作品や主張が生まれてしまいます。そして、誰にでも受け入れられるような当たり障りのない作品や主張には、誰も興味を抱きません。つまり、誰からも好かれようとするほど、誰からも好かれないミュージシャンになってしまうのです。

ファンを増やそうとするとき、周囲の全員から好かれようとしてはいけません。むしろ、嫌われる覚悟であなたの個性を前面に出し、それに共感してくれる属性の人だけを大量に集めるという意識が重要となります。

ファンを獲得する過程では、誰かに嫌われたり、批判されたりすることを覚悟した上で、自分の意見をはっきりと前面に押し出していくことが重要となります。これを行うことで、それに共感する人があなたのことを好きになります。

特に、インターネットを使った集客では、特定の趣味や嗜好を持つ人だけをあなたの場所に連れてくることができます。これは、あなたがどんなにマイナーな音楽をやっていたとしても同じです。

批判されるほど、支持する人も増えていく

もちろん、自分の意見を前面に出せば、あなたのことを嫌う人や批判する人が必ず現れます。しかし、これを避ける方法は一つも存在しないため、諦めてください。嫌われたり、批判にさらされたりすることに対して、あなた自身が少しずつ慣れていくしか道はありません。

自分を批判する人や、ネット上の書き込みを見つけたときは嫌な気持ちになるかもしれませんが、これはどんな有名ミュージシャンも避けて通ることができない道です。実際のところ、あなたが好きな有名歌手でさえ、彼を嫌いな人や批判する人は世の中にたくさんいるはずです。

あなたが意見や個性を前面に押し出す以上、それに反発する人は必ず現れますが、それで良いのです。むしろ、反発する人が増えるほど、あなたに共感して支持してくれる人も必ず増えていきます。

ファンの代弁者になる重要性

あなたも、好きな歌手の歌詞に共感した経験があると思います。「そうそう、これこそまさに俺が思っていることだよ」という共感です。そして、歌詞に共感するということは、あなたが思っていることをその歌手が代弁してくれているということに他なりません。

このことから考えると、あなたもファンにとっての代弁者にならなければなりません。そして、代弁者になるためには、常に自分の意見をはっきりと前面に出す必要があります。例えば、「こういう人もいるけど、そうじゃない人もいるよね」というような当たり障りのない表現をしても、誰からも共感を集めることもできません。

あなたがはっきりと個性を前面に出し、ファンにとっての代弁者とならなければならない場面は、作品作りのときだけではありません。SNSやブログ、ライブのMCなど、自分の考えを話すすべての場面においても同様です。「私はこう思う」「私はこういう人間だ」ということを、臆せず前面に押し出していくのです。

このように、まずは「誰からも好かれようとすればするほど、誰からも好かれない」という現実を認識してください。そして、作品作りのときはもちろん、ネットやリアルのあらゆる場で発信をする際も、自分の意見をはっきりと前面に押し出す必要があります。これが、ファンを獲得しているすべての音楽家に共通する姿勢です。

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