ピアノ教室を掛け持ちしてもOK?メリットとデメリットを解説

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こんにちは。ライブイベント制作者・音楽プロデューサーの武藤です。

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Twitter:@ongakuhint

ピアノ教室に通うとき、掛け持ち(=かけもち)を考える人がいます。掛け持ちとは、2つ以上の教室へ同時に通うことです。

教室を掛け持ちすることは、良いことなのでしょうか。実際に掛け持ちをしている人には、どのようなケースなのでしょうか。また、先生にはどう思われるのでしょうか。

今回は、ピアノ教室を掛け持ちすることについて解説していきます。

記事の内容を動画でも話しました。中央の再生ボタンを押してご覧ください。

ピアノ教室の掛け持ちによる3つのデメリット

基本的には、ピアノ教室を掛け持ちすべきではありません。なぜなら、次のようなデメリットがあるからです。

教わる内容が違うと迷いが生じる

掛け持ちを避けるべき理由として、迷いが生じやすいことがあります。

例えば、A・Bという2つの教室を掛け持ちするとします。このとき、「A」の教室で習ったことを、「B」で否定される可能性があります。また、その逆が起こる可能性もあります。

もちろん、どちらの先生も嘘をついているわけではありません。今までの指導経験をもとに、自分が正しいと思うことを指示しているのです。

しかし、教わる側からすると、どちらを取り入れれば良いのか分かりません。片方に決めたとしても、「でもあの先生はこう言っていたし...」と迷うことになります。

「もっと早く上手くなりたい」という理由で、掛け持ちをする人は多いです。しかし、迷いによって練習に集中しにくくなり、かえって上達が遅れる可能性が高いです。

練習にかけられる時間が減って中途半端になる

掛け持ちをすると、それぞれの教室で習ったことを練習できる時間が短くなります。この結果、上達が遅れやすいです。

1つの教室に通うだけでも、十分な練習時間を確保できない人はたくさんいます。それなのに、掛け持ちをすれば、倍の時間が必要になります。

ピアノは、繰り返し練習することで上達していきます。このため、短い練習で大きく上達することは期待できません。

時間が分散することで、上達が遅くなります。結果、どちらの練習も中途半端になり、上達が遅くなってしまいます。

お金の負担が大きくなる

教室を掛け持ちすると、とてもお金がかかります。例えば、1つの教室の月謝が7000円だとします。このとき、2つ掛け持ちをすれば、単純計算で14000円となります。

もちろん、あなたがお金に余裕があるなら問題ありません。しかし、「月謝を稼ぐためにアルバイトを増やす」などが必要であれば、練習に使える時間も減少してしまいます。

掛け持ちをしても良い3つのパターン

ここまで述べたように、ピアノ教室の掛け持ちにはデメリットが大きいです。しかし、場合によっては、掛け持ちをしても良いこともあります。ここからは、そのパターンについて解説します。

教わる内容が大きく異なる場合

2つの教室で、教わる内容が大きく違う場合は、掛け持ちをしても問題ありません。

例えば、僕の知り合いでピアノを弾く人がいます。彼女は、2つのピアノ教室を掛け持ちしています。

最初は、1つの教室だけでピアノを習っていました。あるとき、「ピアノを弾きながら歌ってみたいな」と思うようになりました。このように、楽器を弾きながら歌うことを「弾き語り」といいます。

しかし、その教室の先生には、弾き語りの経験がありませんでした。ピアノこそ弾けるものの、歌の経験はなかったのです。このため、彼女に弾き語りを教えることはできませんでした。

そこで、彼女は2つ目の教室に通うことにしました。そこは、ピアノの弾き語りを専門的に教えてくれる教室です。

このように、片方の教室ではピアノを、もう一方では弾き語りを重点的に教わりました。教わる内容が被らないため、迷いが生じることもありません。この結果、彼女はピアノの演奏も、弾き語りもどんどん上達していきました。

あなたも、同じピアノ教室でも教わる内容が違う場合は、掛け持ちをすると良い結果が生まれやすくなります。

どちらも好きで選べない場合

ほとんどのピアノ教室では、体験レッスンを受けることができます。いくつか体験してから、1つの教室を選ぶ生徒が多いです。

しかし、体験だけでは教室を選べない場合もあります。僕の友人にも、「2つの教室を体験したものの、どちらかに絞ることができなかった」という人がいました。

このようなケースでは、掛け持ちをして様子を見るのも手です。そのうちに、体験だけでは分からなかった、それぞれの教室の長所・短所が見えてきます。

ただ、時間が経つにつれて、先ほど書いたデメリットが目立つようになります。このため、なるべく早く1つの教室に絞るべきです。

レッスンの回数が物足りない場合

多くの人が掛け持ちを考える理由として、レッスンの回数を少なく感じるということがあります。

ピアノ教室の場合、その回数は多くても週に1回ほどです。このため、「もっとたくさんレッスンを受けたい!」と思い、掛け持ちを考える人は多いです。

ただ、単純に回数を増やしたいのであれば、同じ先生からレッスンを受けられることが理想です。そうすれば、先ほど書いたようなデメリットも発生しないからです。

この場合、いま教わっている先生に、レッスンを増やせないか相談してみてください。「レッスンは週1回」と決められている教室でも、引き受けてもらえる可能性は高いです。

あなたのやる気が伝わりますし、もらえる月謝も増えるので、先生からも喜ばれる可能性が高いです。

教室の掛け持ちは先生からどう思われる?

ピアノ教室を掛け持ちすることは、先生からどう思われるのでしょうか。

ほとんどの場合、掛け持ちは良く思われません。なぜなら、ピアノ教室の先生も、掛け持ちのデメリットを理解しているからです。

黙っていればバレないと思うかもしれません。しかし、実際には気づかれてしまうことが多いです。

例えば、その教室でまだ教わっていない技術を、練習で披露してしまった場合です。「それ、どこで習ったの?」というツッコミを入れられ、冷や汗をかいた経験を持つ人は多いです。

ピアノの先生は、何人もの生徒を指導してきたプロです。隠していても、掛け持ちを見抜かれてしまう可能性は高いと思ってください。

まとめ:ピアノ教室の掛け持ちはOK?

今回は、ピアノ教室の掛け持ちはOKなのかについて解説してきました。

まず、基本的に掛け持ちはするべきではありません。なぜなら、教わる内容が矛盾することで、迷いが生じやすいからです。また、それぞれの教室で習ったことを練習する時間が取れず、中途半端になりやすいです。

ただ、2つの教室で教わる内容が大きく異なる場合や、体験だけでは決められない場合などには、掛け持ちをしてもOKです。

ご参考になれば嬉しいです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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