「コントラストの原理」を利用し、音楽商品の売り上げを伸ばす

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こんにちは。ライブイベント制作者・音楽プロデューサーの武藤です。

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Twitter:@ongakuhint

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こんにちは、武藤です。

あなたの前に、水温がそれぞれ35度、40度、45度の3つの温泉があるとします。このとき、35度の温泉に浸かってから40度の温泉に入る場合と、45度の温泉に浸かってから40度の温泉に入る場合では、感じる熱さが大きく異なります。

同じ40度のお湯であっても、前者の場合は実際よりも熱く、後者の場合は実際よりも冷たく感じます。

このように、私たちは2つ以上の物や条件を比較する際に、2番目以降に提示されるものが最初に提示されるものと大きく異なるとき、2番目以降のものが最初のものと実際以上に大きく異なるような錯覚に陥ります。

このことを、心理学の用語で「コントラストの原理」と言います。この原理は、世の中におけるあらゆるビジネスで売り上げ拡大のために活用されています。

「コントラストの原理」を活用し、お得感を演出する

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コントラストの原理は、お客様に商品を実際よりもお得に見せるために利用されることが多いです。つまり、「この値段でそれが買えるのは安い!」と思わせ、購入を決断させるために活用されています。

例えば、不動産業者のなかには、コントラストの原理を活用している企業があります。

お客様がマンションやアパートを探す際、業者は条件に合う物件をいくつか紹介します。このとき、最初にあえてとても狭く、ボロボロで、立地も悪い物件を見せます。そして、お客様に「ここには絶対に入居したくない」と思わせます。

この次に、「先ほどお見せした物件と同じ価格なのですが…」と言い、本当に売りたい物件を見せます。この物件は、特に好条件なわけではない、ごくありふれた物件です。

しかし、先ほど条件の悪い物件を見せられたばかりのため、平凡な物件がとても良いものに思えてくるのです。値段が同じということもあり、お客様は喜んで契約してしまいます。

このように、世の中のあらゆるビジネスでコントラストの原理が活用されています。

ミュージシャンがコントラストの原理を活用するには

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ここまで、不動産販売を例にコントラストの原理を解説してきました。このとき、ミュージシャンのあなたは「不動産を売るわけではない自分には関係ない」と思うでしょうか。

あえて厳しい言い方をすると、そのような考え方では音楽活動でお金を稼げるようにはなりません。ビジネスで成功する人は全員、異分野のビジネスからも積極的に学び、自分のビジネスに応用しようとします。

ビジネスの世界では、分野や業種は違っても、根底に流れている考え方は同じです。ぜひとも、世の中にある多くのビジネスを「自分の音楽活動に応用できないか」という視点で、注意深く観察するようにしてください。

それでは、コントラストの原理を音楽活動に利用できる場面には、どのようなものがあるでしょうか。

例えば、あなたが前回行ったライブの映像を販売するとします。このとき、多くのミュージシャンは、次のように告知を行います。

前回、新宿で行ったワンマンライブの映像を3,000円で販売します。

しかし、コントラストの原理を活用しているミュージシャンであれば、次のように告知を行います。

前回、新宿で行ったワンマンライブの映像を販売します。

このライブのチケット代は8,000円でしたが、映像では会場費などがかからないので、3,000円まで値段を下げて販売します。

いかがでしょうか。このとき、商品の値段は同じ3,000円でるにも関わらず、後者の方が「安い!」と感じないでしょうか。

この原理は、45度の温泉に入った後に、40度のお湯を実際よりも冷たく感じるのと全く同じです。

つまり、「3,000円」という数字をいきなり提示するのではなく、「8,000円」という比較対象を用意することで、実際よりも安く錯覚させているのです。ほんの小さな工夫により、このライブ映像は遥かに売れやすくなります。

このように、コントラストの原理を活用することで、商品のお得感をより演出することができます。そして、大きく売り上げを伸ばすことが可能になります。

あなたも、ぜひともこれを活用し、音楽活動における収入の拡大を狙ってください。

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