バンド、歌手のキャッチコピー作り:「矛盾」を活用せよ!

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こんにちは。ライブイベント制作者・音楽プロデューサーの武藤です。

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Twitter:@ongakuhint

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こんにちは、武藤です。

 

「多くの人に興味を持ってもらえるミュージシャンになりたいですか?」

と聞かれれば、99%の人が「YES」と答えるでしょう。

 

しかし、多くのバンドや歌手が興味を持ってもらえずに困っています。

 

逆に、「気になる!」と思わせることができれば、あなたはどんどん新規のファンを獲得できるようになります。

それでは、見ず知らずの人から興味を持ってもらうには、どうすれば良いのでしょうか。

 

そして、興味を持ってもらうために活用できるものとして、「キャッチコピー(キャッチフレーズ)」があります。

あなたも、企業や商品のキャッチコピーに、思わず興味を持ってしまったことはないでしょうか。

私は、何度もあります。

 

今回は、ミュージシャンであるあなたが、魅力的なキャッチコピーを生み出すためのヒントを紹介したいと思います。

ぜひ、活用してみてください。

「矛盾」を生み出すキャッチコピー戦略

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突然ですが、次のような広告や本のタイトルを見たら、あなたはどう感じますか?

 

・ラクしなければ、ヤセられない

・日本初!授業を1分もしない塾です!!

・外国人と会話をするほど英語は下手になります

 

通常、私たちは「痩せるのは大変だ」と思っています。

例えば、厳しい食事制限や、毎日の激しい運動が必要だと考えています。

それにも関わらず、「楽をしなければ痩せませんよ」と言われると、人は矛盾を感じます。

 

「塾」というのは、授業を受けるための場所です。

しかし、このキャッチコピーでは「授業を1分もしない」と宣言されています。

ここにも、矛盾を感じます。

 

また、多くの人が、英語を上達させるためには外国人と会話しなければならないと考えています。

その証拠に、英語を上達させるために留学する人はたくさんいます。

そこに、「英語上達のためには外国人と話さない方が良い」と言われてしまうのです。

あなたは、「えっ、それっておかしくない?」と感じます。

 

そして、矛盾を感じたあなたは、その対象に対して興味を持つでしょう。

つまり、「これってどういうことだろう」と思うわけです。

 

さらに、矛盾に対する不快感を解消するために、行動を開始します

 

例えば、これらが本のタイトルであれば、思わず手に取ってしまいます。

これらが企業の広告であれば、その企業のサイトを検索します。

 

このように、私たち人間の習性として、「矛盾を感じたときに不快感を覚える」というものがあります。

そして、矛盾を感じたとき、それを解消しようと行動します

このことを、認知的不調和といいます。

 

意識して書店や街中を歩けば、この認知的不調和を活用したキャッチコピーが溢れていることに気づくでしょう。

それでは、ミュージシャンがこれを活用するには、どのようにしたら良いでしょうか?

「歌なんかで金取ってる奴は全員・・・」

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5年ほど前に、私がとあるライブハウスを見学したときの話です。

会場のトイレを借りると、そこには大量のミュージシャンのフライヤーが貼ってありました。

そして、そこには、あるシンガーソングライターのフライヤーが貼ってありました。

 

彼のキャッチコピーは、ひときわ目を引くものでした。

 

それは、

「歌なんかで金を取ってる奴は、全員死ねばいい」

というキャッチコピーです。

 

シンガーソングライターの広告であるにも関わらず、「歌なんかで金を取る奴は死んでしまえ」と言っているのです。

 

しかも、その下を見ると、彼のライブ情報が掲載されていました。

 

しっかりと、「チケット代:2500円」と記載されていました。

思わず、「しっかり歌で金取ってるじゃん!」と、心の中でツッコミを入れたのを覚えています。

 

しかし、このキャッチコピーを見た私は

「シンガーなのに、歌で金を取る奴は死んでしまえとはどういうことだろう」

と、気になってしまいました。

そして、フライヤーに掲載されている彼の名前をその場で検索してしまいました。

 

多くの人は、見ず知らずのミュージシャンのフライヤーに興味がありません。

しかし、彼は私に興味を持たせ、名前を検索させることに成功したのです。

おそらく、多くの人がこのフライヤーから彼の楽曲を試聴したり、ライブに足を運んだりしたことでしょう。

つまり、彼のキャッチコピー戦略は、とても有効だったということです。

 

音楽業界では他にも、次のようなキャッチコピーを見たことがあります。

 

・メンバーが1人もいないバンドです。

・2時間47分のライブで、1秒たりとも声を出さなかったシンガーソングライター

・ファンから10年愛され続ける歌手ではなく、一発屋を目指しています!

 

「矛盾」をうまく活用して、「気になる!」と思わせているのが、もうお分かりですよね。

 

ここまで述べたように、矛盾を感じさせるキャッチコピーにより、お客様の興味を引くことができます。

そして、行動を促すことができます。

 

もちろん、今日紹介したキャッチコピーをそのまま使ってほしい、ということではありません。

あなたに活用してもらいたいのは、「矛盾を感じさせて興味を引き、行動させる」という本質です。

 

あなたも、自分にもそんなキャッチコピーが作れないか、必死に考えてみてください。

 

もしこれをマスターできれば、多くの人に興味を持ってもらうことができます。

そして、必ずさらなる集客やファンの獲得に繋げることができるでしょう。

 

それでは、あなたの音楽活動の成功を心から祈ります。

GOOD LUCK!!!!!

 

武藤

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