歌が上手くならない3つの理由と、僕がそれを解決した具体的方法

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こんにちは。ライブイベント制作者・音楽プロデューサーの武藤です。

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Twitter:@ongakuhint

「歌が上手くならない」こんな悩みを抱える人は、とても多いですよね。

僕も、高校時代から歌をやっていました。しかし、思うように歌が上手くならない時期が長くあり、

・自分には才能がないんだろうか

・もう歌を止めた方がいいんじゃないか

と、何度も思いました。

しかし、色々なことを試した結果、何とかその壁を打ち破ることができました。そこで、今回の記事は、歌が上手くならない3つの原因と、僕がそれを克服した具体的な方法を紹介します。

この記事の内容を、動画でも話しました。再生ボタンを押してご覧ください。

歌が上手くならない3つの原因

僕は現在、ライブ制作とプロデュースの仕事をしています。そして、歌が上手くならないと悩むたくさんの人の相談に乗ってきました。

その経験から、歌が上手くならないのには大きく分けて3つの原因があることが分かりました。

3つの原因とは、次のいずれかです。

・歌が上手くなるための「練習量」が足りない

・歌が上手くなるための、努力の中身が間違っている

・歌が上手くなっているのに、自分で気づいていない

それぞれについて、簡単に解説していきますね。

まず、「練習量」です。当たり前ですが、たくさん練習しなければ上達しません。天才と呼ばれる人でも、裏では血のにじむような努力をしているものです。

次に、「努力の中身」です。何でも良いから努力をすれば良いというものではありません。練習のやり方が間違っていれば、上手くなるどころか下手になったり、喉を痛めたりしてしまいます。

最後に、「歌が上手くなっているのに気づいていない」というケースです。実は、頑張っている人ほど自分の上達に気づきにくいという事実があります。

今のあなたは、ここで挙げた3つの理由のうち、どれに当てはまっているのか?

それを考えながら、この先を読み進めていただきたいと思います。

学校や教室以外での練習が足りないと、歌は上手くならない

練習量が足りていない人は、ほとんどがこのパターンです。歌の学校や教室に通うだけで満足してしまい、それ以外はほとんど練習していない。実は、僕にもそんな時代がありました。

例えば、ボイストレーニングに通うとします。しかし、実際に指導を受けられるのは多くても週に1回、1時間くらいです。つまり、1週間のうち、指導を受けていない時間の方が圧倒的に長いのです。

それにも関わらず、教室に行く以外はほとんど練習しない人は多いです。しかし、週に1回・1時間くらいの練習では、歌は上手くなりません。

このため、教室に通う以外の時間にも、毎日練習する習慣をつける必要があります。

僕は毎日練習する習慣を身につけるまで、ボイストレーニングの教室は「歌を練習しにいく場所」という感覚でした。

しかし、毎日練習する習慣がついてからは「普段の練習成果をチェックしてもらい、次の課題を与えてもらう場所」という認識に変わりました。

あくまで、練習のメインは自分で行う時間です。学校や教室は、それを定期的にチェックしてもらう場所、という感覚です。歌が上手くなる人は、全員がこのような感覚で指導を受けています。

ただ、住宅などの事情で、家では練習ができないという人は多いでしょう。それでも、ストレッチや呼吸など、大きな声を出さずにできる練習をするだけで大きく違ってきます。

また、歌を練習できるのは自宅だけではありません。僕も、公園、河原、車の中など、声を出せるさまざまな場所を試しました。

あなたも、根気よく探してみてください。もしお金をかければ、リハーサルスタジオやカラオケボックスも使えます。

歌が上手くならない人は、練習量と上達の関係を誤解している

歌が上手くならない人は、「歌の練習量と上達の関係」を正しく理解していない場合が多いです。

歌の上達量と、練習量の関係をグラフで表してみます。多くの人は、下のグラフのように考えています。

つまり、練習量に比例して歌は上手くなる、という考え方です。さらに言い替えれば、10の練習をすれば10上手くなり、50の練習をすれば50上手くなると考えています。

しかし、実際には、歌は下のグラフのように上手くなります。

歌が上手くなる過程とは、直線ではなく、曲線なのです。

どれだけ練習を重ねても、一向に歌が上手くならない毎日が続きます。

しかし、一定の練習量を超えた瞬間に、一気に上達します。

例えば、

ずっと出せなかった声が、急に出せるようになった…

ずっと抜けなかった癖が、全く気にならなくなった…

こんなことが起こります。

もしかしたら、歌を続けているあなたは、すでに経験していることかもしれません。

ただし、多くの人は昔の僕のように「直線」で上手くなると考えています。このため、理想と現実の違いに悩むことになります。

この結果、多くの人が

「毎日練習しているのに歌が上手くならない」

「自分には才能がないから、やめてしまおうか」

と考えてしまいます。

そして、下のグラフの赤い部分で挫折してしまうのです。

しかし、最初からこのグラフが頭に入っていればどうでしょうか?

思うように歌が上手くならないとしても、簡単に諦めることはなくなります。そして、「もうすぐ一気に上手くなるはずだ」という、前向きな気持ちを持つことができます。

僕もこのグラフを知ってから、とても救われました。なので、今回あなたにもシェアさせていただきました。粘り強く練習をしていれば、飛躍的に上手くなる時が必ず来ます。

たくさんの人からアドバイスをもらうほど、歌は上手くならない

歌が上手くならない人の特徴として、いろいろな人からアドバイスをもらいすぎているということがあります。

これを読んだあなたは、もしかしたら、「えっ、色んな人からアドバイスをもらうって、良いことじゃないの?」と思うかもしれませんね。

昔の僕も、まさに同じ考え方でした。ミュージシャンや、音楽関係者に会うたびに「何か僕の歌に対してアドバイスはありますか?」と、聞いて回っていました。

そして、そんな行動をする自分のことを「歌へのやる気に満ちている」と誇りに思っていました。

しかし、今振り返ってみると、これは良くありませんでした。なぜなら、人によってアドバイスの内容が違うため、混乱してしまったからです。

例えば、歌うときの口の開け方についても、意見が分かれます。あくびをするときのように大きく開けるべきと言う人もいれば、なるべく開けないほうがいいと言う人もいます。

確かに、正解は一つではありません。あくびのように大きく口を開けて上手く歌える人もいれば、ほとんど口を開けないで上手く歌える人もいます。

ただ、このようにさまざまな人からアドバイスをもらうことによって、「本当に今やっている方向で良いのだろうか?」「あの人はこう言っていたけど、どちらが正しいのだろうか?」などと、努力の内容に迷いが生じてしまいます。

このため、たくさんの人からアドバイスを受けてはいけません。アドバイスを受ける相手は、1人に絞った方が良いです。

教わる相手は、あなたが心の底から「自分もこういうふうに歌えるようになりたい」と思えるような人がいいでしょう。ボイストレーナーさんでもいいですし、知り合いに「お金を払うから教えてくれ」とお願いしてもいいです。

そして、その人からのアドバイス以外は絶対に受けないようにします。

また、歌が上手くなる方法を知るために、さまざまな人の本やホームページを見るのも危険です。これもまた、たくさんの人からアドバイスを受けているのと同じ状態になってしまいます。

本やネットの情報を参考にする場合も、必ず1人の著者やサイトに絞るようにしてください。

また、歌の経験がほとんどないにも関わらず、アドバイスをしたがる人は多いです。しかし、このような人のアドバイスは、99%が的外れです。

こういう人とはなるべく距離を置いて、無視することが大切です。

独学やネット上の情報だけでは歌が上手くならない理由

インターネットによって、無料でも歌が上手くなるための知識をたくさん入手できるようになりました。

例えば、検索をするだけでたくさんの知識や練習法が手に入ります。また、YouTubeを使えば、動画レッスンを見ることすらできます。

このような環境であるため、「歌は、わざわざお金をかけて習う必要はない」と考える人が増えても不思議ではありません。

実際、昔の僕もそうでした。

しかし、独学には大きな欠点があります。それは、他人からチェックしてもらうことができないということです。

例えば、「腹式呼吸のコツ」を調べれば、たくさんの情報が出てきます。しかし、自分は本当に腹式呼吸で歌えているのかというのは、経験がある人から見てもらわないと分かりません。

僕が独学でやっていたときも、「本当に出来ているのか?」という不安を抱えながら練習していました。これでは、歌が上手くなることはほとんどありません。

また、最悪の場合は間違った練習をしてしまうことがあります。僕も、独学の頃は練習のやり方を間違えてしまい、よく喉を痛めていました。

練習内容が正しいものでなければ、上達は一切しません。

また、あなたが聴いている自分の声と、他人が聴いているあなたの声は違います。

他人が聴くあなたの歌声は、単なる空気の振動音です。しかし、自分の歌声には耳から聴こえる空気の振動音だけではなく、骨の振動音も含まれます。

このため、独学では自分の本当の歌声すら分からないのです。だからこそ、他人からチェックしてもらうことが必要です。

さらに、一流の講師であれば、あなたにピッタリのアドバイスをしてくれます。

・何から練習すれば良いのか

・あなたに合った練習法はどれか

・どこに意識を向ければ良いのか

これらをすべて一人で考えようとしても、膨大な時間がかかります。しかし、習うという決断をするだけでこれらの問題を一瞬で解決することができます。

ただ、習いたくても近くに教室がない場合があります。この場合は、インターネットを使って指導を受けられる教室を探すと良いです。

「ボイストレーニング オンライン」などと検索してみましょう。

これにより、パソコンについたカメラでお互いを中継しながら、レッスンを受けることができます。これを使えば、教室に通えない人でも歌を教えてもらうことができます。

インターネット上にある情報は、もちろん無意味ではありません。しかし、それ「だけ」では歌が上手くならないということも覚えておいてください。

得意・上手く歌える歌ばかり練習していないか

さまざまな曲を練習するときは、歌いやすい曲と、そうでない曲に分かれます。このとき、知らず知らずに自分が上手く歌いやすい曲ばかり練習している人は多いです。

実は、僕もそうでした。自分が気持ち良く歌える曲ばかりを練習し、苦手な曲は無意識のうちに避けていました。

これは歌だけではなく、楽器の練習でも同じことをしている人が多いです。

例えば、僕はギターも弾いていましたが、自分が好きなフレーズばかりを何回も弾いていました。そして、難しい曲は何となく気が進まず、あまり練習をしていませんでした。

自分がすでに上手く歌える曲ばかりを練習していても、新たな技術は身に付きません。逆に、上手く歌えない曲こそ、より多くの時間を使って練習する必要があります。

気持ち良く歌える歌ばかり練習していないか。苦手な曲を歌うことを無意識に避けていないか。練習の中身を、ぜひこの機会に見直してみてください。

歌が上手くなったことに気づかない理由とその解決策

「歌が上手くならない」と悩む人のなかには、本当は上手くなっているのに気づいていない、という人がかなりいます。この原因は、「歌の上手さは数字で表すことができない」という部分にあります。

例えば、僕は以前ダイエットをしたことがあります。このときは、毎日体重を計っていました。体重が数字で表現されるため、自分の変化に気づくことができました。

しかし、歌の上手さは数字で表すことができません。熱心に練習する人ほど、自分の歌を毎日聴いています。

このため、「昨日の自分」と「今日の自分」の変化に気づきにくいのです。

僕が、歌が上手くならないと悩んでいた頃の話です。部屋を片付けていたら、1年前にライブをしたときの録音CDが出てきました。

それを聴いてみると、1年でかなり上手くなったな、と思いました。

このときに、自分の上達を感じるためには、定期的に歌を録音して聴くことが大切だと思いました。あなたも、月に1回くらいのペースで、自分の歌を録音するようにしてください。

出来れば、毎月同じ曲を歌うと良いでしょう。そして、今月のあなたの声と、先月のあなたの声…というように聴き比べてください。

しっかり練習していれば、必ず上達しているはずです。

定期的に録音を行い、今の自分と聴き比べること。これにより、上手くなっていることに気づかないという事態を回避できます。

歌が上手くなるほど、自分の上達に気づきにくくなる

自分の歌が上手くなっていることに気が付かないのには、他にも理由があります。それは、あなたの耳が肥えてくることです。

僕には、歌を始める前に「この人は本当に上手い」と思っていた歌手がいました。しかし、自分が歌の経験を積んでいくにつれて、その人が完璧ではないことに気づきました。

例えば、

「この人は、低音が苦手だな…」

「この人は、高音が不安定だな…」

などと、その人の欠点に耳が行くようになったのです。

歌を長くやると、音楽を味わう能力が豊かになってきます。これは、「耳が肥えてくる」と表現されます。

耳が肥えてくるのは良いことですが、欠点もあります。それは、自分の歌声に対しても厳しくなりすぎてしまうことです。

例えば、歌を録音して聴いていても、欠点にばかり意識が行くようになります。この結果、本当は上達しているにも関わらず、それを実感することができません。

したがって、「歌が上手くならない」と悩むことになります。

このことには、明確な解決策はありませんが、「歌が上手くなればなるほど、上達を実感できなくなるものだ」ということを頭に入れておくだけでも、気持ちが落ち込むことはなくなります。

歌が上手くならない理由と解決策:まとめ

ここまで述べたように、歌が上手くならない理由は、次のいずれかです。

・歌が上手くなるための「練習量」が足りない

・歌が上手くなるための「正しい努力」をしていない

・歌が上手くなっているのに、自分で気づいていない

そして、あなたがどれに当てはまるのかを考えながら、この記事を読んでください。さらに、どんどん実行に移してください。そうすれば、必ず歌が上手くならないことへの悩みを克服できます。

他にも、歌が上手くなることに役立つ記事を掲載しています。そちらも、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。

また、僕の専門は「事務所やレコード会社に所属しなくても歌手になる方法」を指導することです。

実は、歌の練習ばかりをしていても、絶対に歌手にはなれません。これからの時代は、あなたが自分の力でファンを増やしていくことが大切です。

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。あなたを応援しています!

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