「音楽家になりたい」と考える人はたくさんいます。音楽を愛する人にとって、その道で生きていくのは最高の喜びです。
しかし、音楽家になる方法は、あまり知られていません。何年も間違った努力をしてしまい、挫折をしてしまう人も多いです。
そこで今回は、音楽家になるにはどうすれば良いのかを、具体的に解説します。また、音楽家になりたいものの、失敗してしまう人の共通点も教えます。
もくじ
プロの音楽家になるには最初にやるべきこと
音楽家になるには、まず「音楽家」という職業を正しく理解することが大切です。
音楽家になりたい人の多くが、「音楽家とは何か」を誤解しています。目標を正しく理解しなければ、それを達成することはできません。
例えば、次のような勘違いをしている人は多いです。
・音大を卒業した人が、音楽家である
・音楽の演奏が上手い人が、音楽家である
・オーケストラに所属していれば、音楽家である
しかし、そうではありません。音楽家とは、音楽を通じてお金を稼ぎ、生計を立てている人のことです。
この条件さえ満たせば、学歴・資格・年齢などは関係ありません。つまり、「音大を出ていないといけない」「この資格がないといけない」「何歳以上でなければならない」というルールはないのです。
そして音楽家は、大きく「実演家」「制作者」「講師」の3つに分類されます。以下は、具体的な仕事の内容です。
実演家:歌手・演奏者・指揮者など、実際に演奏をする音楽家
制作者:作曲家・編曲家など、音楽を制作する音楽家
講師:音大、専門学校、音楽教室などで、音楽を教える音楽家
これらのうち、1つだけをやっている音楽家ばかりではありません。複数の仕事を、並行している人もいます。例えば、ピアニスト(実演家)として活動しながら、ピアノの先生(講師)をしているような人も多いです。
このように、音楽家とは、音楽の仕事で生計を立てる人のことです。仕事の内容に応じて、実演家・制作者・講師の3つに分類されます。
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音楽家になりたいけどプロになれない人の特徴
音楽家になりたいものの、プロになれない人には共通点があります。それは、音楽の技術にばかり意識が向いていることです。
ほとんどの人は、「演奏が上手くなれば音楽家になれる」と考えます。そして、練習をしたり、学校やレッスンに通ったりします。
しかし実際には、プロになれるかどうかと、技術の高さはあまり関係ありません。例えば、次のような人がいます。
・音楽を始めてからまだ数年で、技術もそこまでではないのに、音楽家として食べていける人
・幼少期から音楽を始め、音大を卒業し、コンクールでの優勝経験もあるが、音楽家として食べていけない人
一般的な感覚からすると、技術が高い人ほど音楽家になれるように思えます。しかし、そんなことはないのです。音楽家になれるのは、「お客さん」を獲得できる人だけです。
「お客さん」とは、音楽家にお金を払ってくれる人のことを表します。例えば、CDやチケットを購入したり、生徒になってくれたりする人たちです。この存在があって、はじめて収入を得ることができます。
しかし、音楽家になりたい人のほとんどは、お客さんの重要性を理解できていません。逆に、音楽の技術を高めることだけに意識が向いています。
このため、どれだけ上手くなっても、お金を稼ぐことができないのです。よって、いつまでも音楽家になれません。実際、音大の卒業生でも、音楽家になれるのは1割にも満たないです。
この原因は、音楽家を育てる人たちにもあります。音大・専門学校・音楽教室などは、音楽の技術を教えることしかしません。肝心の「お金を払ってくれるお客さんを増やす方法」については、1秒たりとも教えることがないのです。
このように、技術の向上だけに意識が向いていることが、音楽家になることに失敗する人の共通点です。お客さんを増やさなければ、1円も稼ぐことはできません。
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お客さんを増やしてプロの音楽家になるには
それでは、どうすればお客さんが増え、音楽家になれるのでしょうか。
そのためには、インターネットを使って、自分の存在を広めていくことが大切です。こうすれば、初心者のうちから多くの人に興味を持ってもらえます。その中から、あなたのお客さんになる人が確実に現れるのです。
音楽家になるには演奏動画を投稿する
お客さんを獲得するには、演奏動画の投稿が有効です。有名な曲をカバーすれば、日本中の人から再生してもらえます。そこから、あなたに興味を持ったり、ファンになったりする人が増えていくのです。
僕の生徒にも、これを実践している人がいます。そして、次のような成果報告を頂いています。
・地元のカフェから演奏の依頼が来た
・動画を見た人がコンサートに来てくれた
・「楽器を教えて欲しい」というメッセージが届いた
演奏動画の投稿というと、それなりの技術が要求されるように思えます。しかし、それは誤解です。初心者のうちからでも、ファンを増やすことは十分にできます。
実際、動画サイトでは「楽器を始めたばかりだけど◯◯を弾いてみた」というような動画が人気です。例えば、次のような感じです。
音楽を聴く人は、完成された高い技術だけを求めているわけではありません。初心者から上達していく過程を見て、応援してくれる人はたくさんいます。
ここから、演奏会やファンクラブに集客したり、生徒を募集したりするなどして、少しずつお金を稼げるようになります。このことが、音楽家への道を開きます。
動画の投稿をはじめとして、お客さんを獲得する方法については、以下の無料動画レッスンで詳しく解説しています。
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音楽家になるには音楽に関する発信をする
また、音楽に関する情報発信をするのも有効です。
ブログ、YouTube、SNSなど、方法は問いません。これにより、音楽に関心がある人から、あなたの存在を知ってもらうことが可能です。
例えば、次のような発信が有効です。
・あなたの好きな音楽について
・音楽の知識や練習法について
投稿を見る人は、最初はあなたに対する関心はありません。しかし、少しずつ「これを投稿した人はどんな人なんだろう?」と興味を持ってくれます。これにより、あなたのお客さんが増えていきます。
あなたが読んでいるこのブログも、「音楽に関する情報発信」の一例です。これを読んでいるあなたと同様に、音楽に興味があるたくさんの読者が集まります。
以下のグラフは、毎月のブログ訪問者数推移です。平均4万人以上の読者が、毎月安定して訪れていることが分かると思います。
このように、音楽に関する情報発信をすることで、多くの人に存在を知ってもらうことができます。少しずつお客さんが増えていき、音楽家になることが可能です。
情報発信を通じて、プロの音楽家になるにはどうすべきかは、以下の動画レッスンでさらに詳しく解説しています。
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まとめ:プロの音楽家になりたい!なるには?
今回は、プロの音楽家になるにはどうすべきかを解説しました。まとめると、次の通りです。
・音楽家とは、音楽の仕事で収入を得て、生活している人のことである
・音楽家になるには、資格・学歴・年齢は関係ない
・音楽家になれるかどうかと、技術の高さはあまり関係ない
・音楽家になるには、自分の存在を広め、お客さんを増やすことが重要
ぜひ今日からあなたの存在を広め、お客さんを増やしていってください。音楽家になるには、それが唯一の道です。
さらに具体的な方法は、以下の無料動画レッスンで詳しく解説しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
