日本では、数多くのアイドルオーディションが行われています。もしかしたら、あなたも参加を考えているかもしれません。
ただ、こうしたオーディションの実情について、正しく理解している人は少ないです。悪徳業者も多数紛れ込んでおり、その手口を知らないと危険です。また、アイドルを目指す上で、オーディションは最も確率の低い方法なのが現実です。
今回は、アイドルオーディションとはどのようなものか、裏側まで解説します。また、注意すべき悪徳業者の手口や、オーディションよりも確実にアイドルになる方法もお伝えします。
アイドルオーディションを受けることを考えているなら、絶対に読んでおくことをオススメします。
もくじ
アイドルオーディションとは?
そもそも、アイドルオーディションとは、どのようなものでしょうか。
これは、音楽業界の企業が、契約するアイドルを審査するイベントのことです。オーディションには、事務所(=プロダクション)が開くものと、レコード会社が開くものがあります。
事務所は、ライブ・コンサート・ファンクラブの制作や販売などを担当します。
レコード会社は、「曲」に関することを担当します。レコーディングやCDの制作、ダウンロード・ストリーミングでの販売などを行います。
両者の担当は、次のように分かれる形です。
彼らは、売れる可能性の高いアイドルを見つけようとします。アイドルオーディションは、「事務所やレコード会社に所属したいアイドル」と「売れそうなアイドルを見つけたい事務所やレコード会社」が出会うイベントと言えるでしょう。
このように、オーディションは、事務所やレコード会社がアイドルを審査するイベントです。
アイドルオーディションの流れ
アイドルオーディションを受ける際は、どのような流れになるのでしょうか。
アイドルオーディションへの応募
最初に、アイドルオーディションを探す必要があります。
こうしたオーディションの情報は、ネット上にたくさん掲載されています。例えば、「アイドル オーディショなどと検索してみてください。
例えば、以下はあるオーディションを紹介するサイトの一部です。次のように、一覧で情報を見ることができます。
こうした場所に、オーディションの応募資格や詳細が載っています。興味が持てるものを選び、応募をしてみると良いです。
書類審査
多くのアイドルオーディションは、「書類審査」から始まります。書類審査では、「写真」と「履歴書」を求められるのが基本です。
写真は、全身と胸から上のものを求められることが多いです。履歴書には、氏名や年齢、自己PR、応募した理由などを書きます。それらを、相手が指定した住所へと郵送します。
この書類審査に合格すると、郵送やメールなどで通知が来ます。そして、実技試験に進むことができます。
実技試験
アイドルオーディションには、実技試験があるものが大半です。実際に審査員の前に立ち、評価されるのです。
審査員の前で、次のようなことを求められます。
・歌
・ダンス
・スピーチ
・特技の披露
アイドルオーディションをオススメしない理由
ただ、アイドルを目指すために、オーディションを受けることはオススメしません。
その時間があるなら、他の方法でアイドルを目指した方が確実です。これには、主に3つの理由があります。
競争が激しく合格率があまりにも低い
アイドルオーディションをオススメしない理由に、合格率の低さがあります。
アイドルを目指す際、オーディションへの挑戦は誰でも思いつくことです。そして、一定の条件を満たせば、誰でも応募ができます。このため、アイドル志望者の大半がこれを行います。
したがって、競争率がとても高くなるのです。大手のアイドルオーディションでは、数万人で1つの枠を取り合うこともあります。
僕は、ライブの制作や音楽スクールを運営しています。この中で、多くのアイドル志望者と出会ってきました。しかし、オーディションに合格できないまま、歳を重ねていく人が大半です。
あなたは、「歌・ダンス・ルックスを磨けば合格できる」と考えるかもしれません。しかし、アイドル志望の人なら、それらの点を磨いているのは当たり前です。このような人たちの中で選ばれるのは、相当難しいと考えてください。
このように、合格率が極めて低いことから、アイドルオーディションはオススメできません。
合格できぬアイドルオーディションの存在
アイドルオーディションをオススメしない理由に、「出来レース」の存在があります。これは、合格者が最初から決まっているオーディションのことです。
まず、事務所やレコード会社は、売り出したいアイドルを選びます。そのアイドルが話題になるように、「厳しいオーディションを勝ち抜いた」とストーリーを作るのです。
最初から結果が決まっていれば、あなたが合格できる確率はゼロです。これは参加者への裏切りですが、決して珍しいことではありません。
このような、出来レースの存在からも、アイドルオーディションはオススメできません。
悪徳アイドルオーディションが多い
アイドルオーディションをオススメしない理由に、悪徳業者の存在があります。
オーディションを開くのに、資格は必要ありません。また、誰でも「アイドル事務所」や「レコード会社」を名乗ることが可能です。あるいは、雑誌やネットに広告を掲載することも可能です。
よって、アイドル志望者を騙して、法外な料金を要求する悪徳オーディションはたくさんあります。こうしたものに騙され、借金を背負ったり、貴重な時間を無駄にしたりするアイドル志望者は少なくありません。
ここからは、悪徳なオーディションの手口を紹介します。
アイドルからお金を取る悪徳業者
悪徳業者は、アイドルオーディションの合格者から金銭を要求します。例えば、次のような名目でです。
・所属料
・登録料
・レッスン料
・チケットノルマ
本来、事務所やレコード会社とは、CD・チケット・ファンクラブの運営から収入を得るものです。アイドル自身に対して、金銭を要求することは絶対にありません。レッスン・制作・宣伝などの費用も、すべて自分たちで負担するのが当たり前です。
例えば、以下は大手レコード会社のオーディション情報に記載された文面です。「オーディション参加費、選考費、またその後にかかる費用は一切ありません」と書かれています。
そもそも、自分たちが金銭を負担してでも契約したいアイドルを探すことが、オーディションの本来の趣旨です。それにもかかわらず、悪徳業者はアイドル本人から金銭を要求します。
こうした悪徳オーディションは、参加自体は無料でできます。このため、応募する前に見抜くのは難しいです。そして、応募してきたアイドル全員に合格を伝えます。「オーディション」というのは形だけのものであり、お金を取る相手を探しているだけなのです。
しかし、アイドル本人はそのことに気づきません。むしろ、「自分はオーディションで選ばれたんだ」と舞い上がってしまいます。そうしたタイミングで、多額の金銭を要求してきます。
契約書を書かされ、2年以上にわたってお金を払わせ続けられるケースが多いです。途中で契約を止める場合は、数百万円の違約金を要求される場合が大半です。
こうした業者は、アイドル志望の合格者を言葉巧みに誘導します。例えば、「あなたには才能がある」と持ち上げてきます。あるいは、「あなたの年齢ではもうチャンスはない」「夢に投資できない人間は成功しない」などと、不安に漬け込んでくることもあります。
数百万円の借金を背負う事例も
悪徳オーディションを行う業者と契約すると、悲惨な未来が待っています。
確かに、レッスンなどのサービスは受けられます。しかし、それらは極めて質が低く、本来なら1/10以下の金額で実現できるものばかりです。
さらに、次のような形で、追加でお金を要求してくることさえあります。
・あなたのCDを作って全国流通させよう。必要な費用200万円を負担してください。
・パフォーマンスを鍛えるために、毎月ライブに出演してください。チケットノルマは1回5万円。
僕の知り合いでも、こうした悪徳業者に騙され、借金を背負ったり、解約できないまま年齢を重ねてしまったりした人が何人もいます。
このような、アイドルからお金を取る悪徳業者の存在も、オーディションを受けるべきでない理由です。
オーディションより確実にアイドルになる方法
一方で、オーディションを受けるより高い確率で、真っ当な事務所やレコード会社と契約する方法があります。それは、契約する前に「実績」を作ることです。
実績とは、集客や販売の数字を表します。例えば、次のようなものが考えられます。
・自主制作のCDを◯◯◯枚売り、XX万円の収入を得た
・自主企画ライブに◯◯◯人を集客し、XX万円の収入を得た
・運営するファンクラブに◯◯人の会員がいて、毎月XXXXX円の収入が発生している
自分でアイドル活動をして、こうした実績を作れば、あらゆる事務所やレコード会社が、向こうから誘ってくるようになります。
事務所やレコード会社の目的は、お金を儲けることです。冷たい言い方ですが、真実です。所属するアイドルのCDやチケットなどをたくさん売って、お金を儲けたいのです。
したがって、彼らは「売れる確率の高い」アイドルと契約したいと考えます。このとき、彼らが最大の判断基準にするのが、「実績」です。
実績があるということは、契約前から売れているということです。彼らは、こうしたアイドルを「契約後もさらに売れる可能性が高い」と判断します。
このため、事務所やレコード会社は、実績のあるアイドルを求めています。だからこそ、あなたが実績を作れば、オーディションを受けなくても、向こうからスカウトしてくるのです。
それにもかかわらず、アイドル志望者のほとんどは「実績」の大切さに気づいていません。オーディションと違って、ライバルが非常に少ないのです。
このように、自分で活動して実績を作ることで、アイドル事務所やレコード会社に所属できます。
活動実績を作ってスカウトされる方法
それでは、どうすればアイドルとしての活動実績を作れるのでしょうか。
このためには、今日から1人ずつファンを増やすことが大切です。これにより、集客と販売の実績を作れるようになります。
これには、さまざまな方法が存在します。中でも、SNS・ブログ・YouTubeなどを活用するのがオススメです。
これらの手段により、お金をかけずにファンを増やせます。地方に住んでいても、全国を相手に活動ができます。
ただ、自己流で取り組んでも上手くいきません。そこで、実際に多くの人が成果を出している方法を勉強する必要があります。
僕のブログでは、その具体的な方法を解説しています。ただし、200を超える数の記事があるため、全部を読むのは厳しいと思います。
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ぜひとも、今日から1人ずつファンを増やし、実績を作っていってください。
事務所やレコード会社に入る必要はない?
また、ファンが増えてくると、事務所やレコード会社に入らなくても、アイドルとして食べていくことが可能になります。
なぜなら、自分の力でCD・チケット・グッズなどを売って、収入を得られるようになるからです。僕の生徒でも、事務所やレコード会社に所属せず、それらの活動で生計を立てている人がいます。
また、事務所やレコード会社に所属しない方が、アイドルの収入は高くなります。
彼らと契約する場合、アイドルはほとんど収入を得られません。なぜなら、活動の売り上げのほとんどを、事務所やレコード会社に吸収されてしまうからです。
分かりやすい例が、CDの売り上げ配分です。ファンがCDを購入したお金は、次のように分け与えられます。
上の図では、赤い「アーティスト」の部分が、アイドルの収入を表しています。アイドルが受け取れるのは、わずか1%です。1000円のCDが売れても、たった10円しか受け取れません。
このため、事務所やレコード会社と所属するアイドルは、ほとんどが食べていけません。アルバイトをして、食いつないでいる人も多いです。
アイドルは、ファンに夢や憧れを与える存在です。よって、このような実情はあまり知られていません。しかし、アイドルを目指すなら、こうした現実も知っておく必要があります。
一方で、事務所やレコード会社に所属しなければ、ファンが支払うお金はすべてアイドルのものです。当然ながら、収入は上がりやすくなります。
僕が教える生徒にも、事務所やレコード会社に所属したことがある人がいます。当時はほぼ収入がもらえず、食べていけなかったそうです。しかし、今では個人で活動しており、当時より圧倒的に高い収入を得ています。
このように、自分の力でファンを増やせるようになれば、事務所やレコード会社は不要になります。
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まとめ:アイドルオーディション
この記事では、アイドルオーディションの実態を開設しました。そして、オーディションを受けるべきではない理由や、危険な悪徳業者の存在も紹介しました。
オーディションを受けるよりも、活動実績を作ることで、業界関係者からスカウトされやすくなります。また、自分で商品を販売できるようになるため、所属するより高い収入を得られます。
大半のアイドル志望者は、こうした現実を知りません。だからこそ、まだライバルはほとんどいません。今のうちにファンを増やして、どんどん差をつけていってください。
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この記事をキッカケに、あなたの夢が叶いますように。応援しています!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
