「プロのギタリストになりたい」と考える人は多いです。好きなギターを弾くことで生活ができたら、最高ですよね。
しかし、どうすればプロになれるのかは、ほとんど知られていません。ネットで調べても、「練習しましょう」「コネが大事です」などと、抽象的なことしか書かれていません。
僕は音楽関係の仕事をしているので、実際にギタリストと接する機会があります。そこで今回は、ギタリストになる方法を、詳しく解説します。
この記事を読むことで、あなたがギタリストになるために、今日からやるべきことが分かります。ぜひ、ワクワクしながら読み進めてください。
記事の内容を動画でも話しました。中央の再生ボタンを押してご覧ください。
もくじ
プロのギタリストとアマチュアの違い
そもそも、プロのギタリストとは、どんな人のことを指すのでしょうか。
「プロ」という言葉を辞書で調べると、「その道で生計を立てている人のこと」と書かれています。つまり、プロのギタリストとは、ギターの仕事で収入を得て生活をしている人のことです。
そうではないギタリストは、「アマチュア」と呼ばれます。どんなにギターが好きで、毎日のように弾いていても、それだけではプロとは呼べません。
このように、ギタリストのプロとアマの違いは、ギターの仕事で生計を立てているかどうかです。
プロのギタリストになるには仕事を知ろう
プロのギタリストになりたいなら、その仕事内容を知っておく必要があります。
これには大きく分けて、「演奏活動」「サポート」「ギター指導」の3つがあります。どれか1つだけではなく、複数をやっているギタリストが多いです。
プロのギタリストとして演奏活動をする
プロのギタリストには、演奏活動をする人が多いです。一人で活動する場合もあれば、バンドを組むこともあります。
そして、次のような活動を通じて、ファンからお金をもらいます。
・ライブ
・楽曲販売
・ファンクラブの運営
あるいは、バーやレストランなどから演奏依頼をもらい、ギャラ(謝礼)をもらうこともあります。この場合、お金を払うのは店のオーナーです。
このように、演奏活動を通じて、お金を稼ぐプロのギタリストは多いです。
プロのギタリストとしてサポートをする
プロのギタリストには、サポートとして活動する人もいます。サポートとは、主役となる他のミュージシャンに、技術を提供することです。
例えば、次のような仕事が「サポート」になります。
・歌手のレコーディングに参加し、ギターを演奏する
・ミュージシャンのライブに同行し、バックで演奏する
自分が主役というよりも、脇役に徹するイメージです。この場合は、提供相手のミュージシャンか、その事務所からギャラをもらいます。
このように、他のミュージシャンをサポートして、お金を稼ぐプロのギタリストもいます。
プロのギタリストとしてギターを教える
プロのギタリストには、ギターを教える仕事をしている人もいます。
ギタリストというと、ステージで演奏するイメージが強いです。しかし意外なことに、指導者をしている人も少なくありません。
例えば、次のような感じです。
・音大や専門学校で教える
・音楽教室に所属して教える
・個人でスタジオやインターネット上で教える
教える仕事のメリットは、収入が安定しやすいことです。なぜなら、生徒が辞めない限り、毎月同じ月謝を払い続けてくれるからです。
逆に、演奏活動やサポートだけでは、収入を安定させることが難しいです。これは、単発の仕事が多いためです。例えば、「ライブがあるときだけ」「依頼があったときだけ」お金が入ってきます。
このように、ギターを教えることで、お金を稼ぐプロのギタリストもいます。
ギターに限らず、音楽の道でプロになる方法については、以下の無料動画レッスンで詳しく解説しています。
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プロギタリストになるには上手いだけではダメ
それでは、プロのギタリストになるためには、何が必要でしょうか。
このとき、全員が「演奏が上手くなることが大事だ」と考えます。そして、次のような行動に走ります。
・たくさんを練習する
・ギターの教室に通う
・音大や専門学校に進学する
確かに、ギターの技術は大切です。しかし、技術「だけ」では、いくら上手くなってもプロにはなれません。
なぜなら、お金を払ってくれるお客さんが増えないからです。そして、次のような状況になってしまいます。
・CDやチケットを販売しても、買ってくれるファンがいない
・サポートで演奏したくても、仕事を依頼してくれる人がいない
・ギターを教えたくても、生徒が全く集まらない
これでは、1円も稼ぐことはできません。よって、プロのギタリストになることは不可能です。
これを防ぐためには、お客さんを獲得する必要があります。そのための取り組みは、今日から始めることが可能です。
ギタリストとして演奏動画を投稿する
お客さんの獲得のためには、演奏動画を投稿することが有効です。見た人がファンになったり、仕事を依頼してくれるようになります。
このとき、好きなアーティストの曲をコピー(カバー)するのがオススメです。これにより、多くの人に見てもらえるようになります。
僕の生徒にも、これを実践している人は多いです。そして、以下のような成果報告を頂いています。
・動画を見た人がライブに来てくれた
・地元のお祭りから出演依頼が来た
・「ギターを教えて欲しい」というメッセージが届いた
このとき、「もっと上手くなってから投稿しよう」と考える人がいます。もちろん、その気持ちはよく分かります。
しかしそれよりも、初心者のうちからどんどん投稿すべきです。なぜなら、技術が低いうちから、ファンを獲得することは十分に可能だからです。
実際、動画サイトでは「ギター歴1ヶ月だけど◯◯を弾いてみた」というような動画も人気です。例えば、次のような感じです。
動画サイトというのは、素人でも投稿できる場所です。見る人は「完成されたもの」だけを求めているわけではありません。少しずつ上手くなっていく過程を見せることで、ファンは確実に増えていきます。
このように、演奏動画を投稿することで、ギタリストとしてお客さんを獲得することが可能です。
動画の投稿をはじめとして、お客さんを獲得していく方法については、以下の無料動画レッスンで詳しく解説しています。
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ギタリストとしてギター知識を発信する
また、あなたが持つギターの知識を、情報発信するのも効果的です。
ブログ・YouTube・SNSなど、方法は問いません。例えば、次のような内容を投稿できます。
・初めてのギターの選び方
・アルペジオのやり方
・コードを押さえるためのコツ
このとき、「自分には大した知識がないので発信できない」と言う人がいます。しかし、「大した知識」は一切必要ありません。なぜなら、世の中に1番多いのは初心者だからです。
よって、ごく基礎的な内容を、分かりやすく説明するだけでOKです。イメージとしては、「昔の自分に教えてあげる」という感じです。
逆に、専門的な知識や技術を投稿したところで、ほとんど見られることはありません。なぜなら、需要が少ないからです。
あなたが読んでいるこのブログも、僕が持つ音楽の知識を発信している場所です。今では毎月4万人以上、年間で50万人近くが訪れるようになりました。
以下のグラフは、過去12ヶ月間の月間訪問者数推移です。
このように、知識を投稿していけば、たくさんの人から知ってもらうことが可能になります。
ここで説明した通り、あなたの知識を発信していくことで、ギタリストとしてお客さんを獲得できるようになります。
知識の発信でファンを増やす方法は、以下の無料動画レッスンの「第3話」から「第6話」で、より詳しく解説しています。ぜひ、活用してみてください。
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まとめ:プロのギタリスト・ギタープロになるには
今回は、ギターでプロになるにはどうすれば良いか、具体的に解説してきました。
プロのギタリストの仕事内容は、大きく分けて「演奏活動」「サポート」「ギター指導」の3つがあります。1つだけではなく、複数を掛け持ちする人がほとんどです。
プロのギタリストになるとき、技術はもちろん大切です。しかし、お金を払ってくれるお客さんがいなければ、1円も生まれません。
そこで、お客さんを獲得するための行動が必要とあります。このためには、「演奏動画の投稿」と「ギターに関する知識の発信」がオススメです。
プロになるためにお客さんを増やす方法については、無料動画レッスンでも詳しく解説しています。以下のリンクから、ぜひお受け取りください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
