代表:武藤
ライブイベントの制作と、音楽マーケティング講師として活動。
2000年代から、バンドや弾き語りでの音楽活動を開始する。
長年の音楽活動を経て、2009年から、自分も出演しながらのライブイベントの制作に挑戦。
東京都内のライブハウス「新宿SUN FACE」「大久保HOT SHOT」「秋葉原 秋田犬」などを中心にライブイベントを制作。
企画ジャンルは、バンド系からアコースティック・コピーバンド・アカペラ・アニソンまで多岐にわたる。
その後、ライブイベント制作で培った「集客」「音楽ビジネス」の知識を活かし、ミュージシャンや音楽関係者への集客やマーケティング指導を開始。
事務所・レコード会社・音楽教室などの組織に所属せず、個人の力で全国に大量のファンを獲得できる独自の手法を教えている。
現在、ライブ制作はもちろん、サイトやメルマガでの情報発信や、セミナーの開催、直接指導までさまざまな形で活動中。
2009 | 人生初のライブを、東京・新大久保のライブハウス「大久保HOTSHOT」で主催する。 |
2014.05.12 | 東京・吉祥寺のライブハウス「Black&Blue」での開催で、開催本数100回を突破。 |
2015.04.11 | 東京・秋葉原のライブハウス「秋田犬」での開催で、開催本数150回を突破 |
2015.08.22 | 自身初のセミナーを開催。 |
2016.02.22 | 東京・大久保のライブハウス「大久保HOTSHOT」で、イベント開催本数200回を突破。 |
2017.05.20 | 自身の音楽やビジネス経験を活かし、21世紀型音楽ビジネスを指導するオンラインスクールを開講 |
演奏活動に明け暮れ、本気でプロを目指した学生時代
(2010年5月30日、飯田橋のライブハウス「SpaceWith」にて撮影)
はじめまして、武藤と申します。
今回、私のサイトを訪れてくださり、ありがとうございます。
私が音楽と関わることになったのは、学生時代にプロのシンガーソングライターを目指して活動を開始したことがキッカケです。
中学生のころ、人間関係に悩むことが多くありました。
そのとき、さまざまな人の音楽に励ましてもらい、勇気づけてもらいました。
この経験から、「私も悩んでいる人の力になれるような音楽を演奏したい」と思いました。
そして、多くの人に自分の音楽を届けるためにも、趣味ではなくプロとして活躍することを誓いました。
友人とバンドを組んだり、ギターやピアノの弾き語りをしたりしました。
平日の学校が終わった後はもちろん、土日も、ほとんどの時間を音楽活動に費やしていました。
空いている時間は、常に練習をし、曲作りに明け暮れていました。
また、お金もほとんどすべてを、音楽活動に使いました。
その内訳は、こんな感じです。
・ボイストレーニング 24,000円/月
・ライブ代 約4万円/月
・スタジオ代、機材費、作曲ソフト など 約2万円/月
そんな生活を何年も続けましたが、なかなか手ごたえを感じることができませんでした。
ライブには友達や知り合いしか呼べず、ファンが増えていくわけでもない。
反響がないので、自分の技術が向上しているのか分からない。
オーディションやスカウトの声は、一切かかってこない。
それでも、地道に良い曲を作って、頑張って練習をしていれば、いつか誰かが認めてくれる。
いつか、誰かの目に留まる。
そして、プロになれる。
そう思って、歯を食いしばって、何としても前に進もうとしていました。
こうして、1年が過ぎ、2年が過ぎ、何年もの月日が流れました。
でも、現実は何も変わりませんでした。
音源などをオーディションに送ってみるが、やはり連絡はない。
ライブには相変わらず友達や知り合いしか呼べず、集客は多くても2~3人。ゼロのこともありました。
毎日更新しているブログも、コメントや閲覧者が伸びることはない。
ボイトレ、ライブ、スタジオ、機材。
お金は飛んでいくばかり。
それを補うために、アルバイトをすればするほど、音楽に使う時間も無くなっていく。
いつしか、音楽活動に対するやりがいを見失いかけていました。
それでも、前に進まなくては…と、抜け殻のようになった自分の身体に、必死に鞭を打つ日々が続きました。
そして何年もの月日が流れ、ついにある日。
ついに、心の灯が消えてしまいました。
自分の音楽には魅力がない。
だから、誰も認めてくれない。
だから、呼んでも誰もライブに来ない。
だから、誰もブログを読まない。
自分の音楽は、誰も幸せにしない。
いったい、何のために音楽をやっているんだろう?
こうして、音楽のやりがいや楽しさを完全に見失った私は、いつしか楽器を手に取ることもなくなりました。
2011年。
夢と希望を抱いてスタートした演奏活動は、5年間の奮闘の末、「挫折」という形で幕を閉じました。
演奏活動を経て、「裏方」のイベント制作の世界へ
(2010年頃に主催したライブ。当時は現在と違い、イベント出演者が少なかった)
こうして、演奏活動を止めてしまった私ですが、依然として「音楽」や「ライブ」が好きでした。
そこで、自分が演奏する以外にも、何か音楽に関わる仕事ができないだろうか、と考えました。
そこで思い立ったのが、「ライブイベントの企画」です。
私は演奏者として、数多くのライブに出演してきました。
また、音楽活動をしている友人も多かったため、さまざまなライブハウスやイベントに足を運んできました。
ただ、その中で目の当たりにしてきた現実があります。
それは、「お客様や出演者のことをきちんと考えているイベントはほとんど存在しない」ということです。
むしろ、「自分が儲かれば客や出演者はどうでもいい」「自分が主催して楽しければそれでいい」と考えている人がとても多かったです。
例えば、次のようなライブ主催者はとても多いです。
・タイムテーブルなど、必要事項の連絡が遅く、質問をしても返事がない。
・自分と仲が良い出演者とばかり会話し、他の出演者やお客様は無視する。
・お客様や出演者に対してあいさつすらできず、「出演させてやっている」という態度を取る。
さらに、イベント企画の世界には、初心者の知識不足に付け込んだ、「悪徳業者」が多数ひしめいていることも事実です。
・出演料を前払いさせた挙句、一切連絡が取れなくなる
・「テレビに出られる」「業界関係者が来る」と嘘をつき、法外な出演費用を要求する
・「出演費用は無料です」と言いながら、当日になっていきなり何万円もの費用を要求する
このような悲しいイベントを、たくさん見てきた中で、
「お客様、そして出演者の立場に立ったイベントを企画すれば、みんな喜んでくれるのではないか」
と思いました。
そして、そんなイベントが成功すれば、悪徳業者を排除できるのではないかと思いました。
演奏者としては挫折をした私ですが、裏方として多くの演奏者、そしてお客さんを喜ばせたい。
こうして、2009年頃から、個人でライブ企画をスタートしました。
開催全部中止、「1カ月22万円」の赤字…
演奏者としての経験があったとはいえ、ライブ企画に関する知識・実績はすべて、ゼロからのスタートでした。
そのため、私の主催するライブに出演したいという人は、ほとんど集まりませんでした。
あるときは、1カ月に3か所の会場をレンタルするも、出演希望者はたったの1組しか集まりませんでした。
当然、演奏する人がいない状態で、音楽イベントを開くことはできません。
もちろん、開催はすべて中止になりました。
ライブハウスの使用をキャンセルすると、基本的には会場費の100%のキャンセル料を支払わなければなりません。
私に残ったのは、3か所のキャンセル料合計「22万円」の赤字でした。
そして、応募してくれた1組の出演者さんに中止を伝えると、
「出来ないくせに企画なんかやるな!」
と、電話越しに怒鳴られました。
その後も、全く出演者は集まらず、中止と赤字の連続。
わずかな貯金も、底をつきつつありました。
お金と時間もどんどん消えていき、もうやめようか、と何度も思いました。
「自分は演奏者としてもプロになれず、ライブ企画でも失敗するのか…?」
そう思うと、自分が何の能力もない人間に思えて、とても悔しかったです。
そのようなとき、書店でたまたま1冊のビジネス書を手に取りました。
その本の内容を一言で言うと、「商品の内容が良いからといって人が集まるわけではない」というものでした。
音楽活動をしていた頃の私は、
「良い音楽をやれば、集客は自然に増える」
と思っていましたし、イベント企画では
「良いライブを企画すれば、出演希望者は増える」
と思っていました。
しかし、その本に書いてあったことは違いました。
人を集めるためには、良い商品を作るだけではなく、「人の集め方」をきちんと勉強しなければならない。
これに、私は衝撃を受けました。
「良いライブを企画する」だけでは不十分であり、「人の集め方」、すなわち「集客」を勉強しなければならないのだと気づきました。
これは、演奏活動をしていた際の私にも、欠落していた視点でした。
その日から私は、必死に「集客」を勉強しました。
より多くの人にこのイベントを知ってもらうには、どうすればいいのだろう?
どうすれば、多くの出演者様に「また出たい」と思ってもらうことができるのだろう?
そのなかで、特に私が取り組んだことが、「このイベントならではの個性を伸ばしていく」ということでした。
例えば、お客様に選ばれたミュージシャンが、イベントの最後にもう1度演奏できるシステム。
ライブハウスでは珍しい、会場内の分煙化。
長時間のライブには嬉しい、スナックの無料提供。
何度も改良を加え、粘り強く継続していった結果、徐々にリピーターや口コミでの出演希望が増えてきました。
そして、以前は月1回の開催もままらなかったイベントを、現在では毎週1~2回というペースで開催できるようになりました。
何より嬉しいことは、1度限りではなく、2度、3度と出演してくださる方が増えたことです。
多い方は、毎月必ず1回ずつ出演をしてくださるようになりました。
「すごく楽しかったので、また出演させてもらいたいと思います。」
そんな言葉を頂くたび、心から企画して良かったと思えます。
現在では、ライブ企画の仕事だけで独立し、生計を立てていくことができるまでになりました。
ミュージシャンとしては、「プロ」になれなかった私ですが、
ライブ企画者としては「プロ」になることができたのです。
これからも、「出て良かった」と思ってもらうことはもちろん、より多くの人に「また出たい」と思っていただけるイベントを制作していく決意です。
プロを目指すミュージシャンへの指導を開始
これまで、5年以上にわたってライブイベントを企画してきて、1000組を超えるアーティストと会ってきました。
そのなかには、過去の私と同じように、真剣にプロを目指す人も多くいました。
彼らは、音楽に対してとても真面目で努力家でした。
しかし、その努力をなかなか成果に変えることができず、もがき苦しんでいる人もたくさんいました。
「もうそろそろ、夢を見ている年頃ではないので…」
「10年頑張ってきたけど、どこからも声がかからない」
「お客さんが増えなくて、音楽を続けるやりがいを感じない」
そう言って、音楽の道を諦めていく人をたくさん見てきました。
まるで過去の自分を見ているようで、本当に辛かったです。
かつて挫折を経験した自分には、彼らの気持ちが痛いほど分かりました。
何か、彼らのためにできることはないだろうか…?
そう思い、「音楽でプロになるためにはどうすればいいのか」を必死で勉強しました。
あらゆる書籍から学んだのはもちろん、実際に人に会って話を聞きました。
様々なライブハウスのスタッフ、ボイストレーナーや音楽学校の講師、レコード会社や芸能事務所の社員など…。
そして、それらの知識を自分なりに整理し、ある事実にたどり着きました。
それは、事務所やレコード会社の力を借りなくても、インターネットを活用して個人で全国にファンを獲得し、たったひとりで音楽で食べていくことができること。
事務所やレコード会社に所属しても、音楽で食べていけない人の方が多いということ。
これからの時代は、業界組織を介さず直接ファンと繋がる方が、音楽活動でお金を稼ぐのは簡単だということ。
つまり、
「自分の力で集客し、ファンを獲得することが出来れば、100%プロになれる」
ということです。
私が、いかなる会社や組織に所属せずに集客し、ライブ企画の道で生計を立てているのと同じように。
ラーメン屋やレストランが、自分の力で集客し、お店が成り立っているのと同じように。
ミュージシャンも自分で集客する力を身につければ、チケットや楽曲などを販売していくことで、音楽で食べていくことができる。
そして、気づきました。
「集客」なら、自分にも教えられる。
なぜなら、5年で221本のライブを成功させ、1000組を超えるアーティストを集めてきた実績があるからです。
すでに私には、十分な音楽ビジネス・集客の経験が蓄積されていました。
そして実際に、現在の私はそれで生計を立てています。
机上の空論ではなく、今でも私は音楽ビジネスを動かし続け、成果を挙げ続けています。
「集客」なら、自分にも教えることができる!!
そこで、ライブ企画で培った、「ネットを活用して大量に集客する戦略」を、音楽活動に応用できる形でミュージシャンに伝えていくことにしました。
ただし、1対1の指導だけを行った場合、教えられるのは私と直接会う人だけです。
しかし、インターネット上に公開すれば、全国のミュージシャンの力になれると思いました。
こうして生まれたのが、当サイト「音楽活動のヒント」です。
そして、サイトやメルマガを読んで行動した全国のミュージシャンの方から、多くの成果報告メールを頂けるようになりました。
「初めてネット上からライブに集客することができました!」
「動画サイトの再生数が上がり、そこからメルマガ登録者も増えています!」
「路上ライブで見てくれた人が、CDやチケットを買ってくれるようになりました!」
さらには、
「ぜひ一度お会いして、直接指導していただけないでしょうか?」
というお声まで、頂けるようになりました。
かつて、プロミュージシャンへの道を諦めた私でしたが、そんな自分でもプロミュージシャンを育てられるという強い手ごたえを感じました。
そして、決意をしました。
自分と同じ挫折を味わう人を、一人でも減らす。
真剣に音楽と向き合う人の努力が、報われるための情報を広めていく。
「これこそが、演奏者になれず挫折を経験してしまった自分に与えられた使命だ。」
心の底から、そう思いました。
現在では、サイトやメルマガでの情報発信に加え、セミナーの開催や、プロを目指すアーティストに対する1対1での個別指導を行っています。
「音楽で食べていく」という、私が果たせなかった夢を、一人でも多くの人が果たせるようにしたい。
私はこれからも、その目標を胸に走り続けます。
サイト内では、「プロになるための方法」をすべて無料で公開しています。
また、メールマガジンにご登録いただいた方には、プロになるための戦略を徹底解説した、合計18本・7時間11分のYouTube動画(一般には非公開)を無料でプレゼントしています。
将来のあなたが、「あのときメルマガに登録したからプロになれた」と言えるような内容になっていると、本気で確信しています。
ぜひとも以下のリンクから、その世界をのぞいてみてください。