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ライブハウスにおける座席と服装

ライブハウスでの座席は決まっているのでしょうか?お客さんとしてふさわしい服装はどんなものでしょうか? ライブハウス初心者が心配な座席と服装の問題について解説します。

代表:武藤
著者 ムトウ企画:武藤

ライブハウスの座席

お客さんの座席は決められていない

有名アーティストのライブであれば、チケットを取った時点で、お客さんの座る座席は決められています。そのため、チケットが取れた時点で「ステージ正面の席だ」「ほとんどステージが見えない席だ」と一喜一憂します。

しかし、ライブハウスにおいてはお客さんの座席は決められていません。また、お客さんの座ることができる席が基本的には無く、立ち見となるライブハウスも多いです。

たとえば東京ドームや横浜アリーナのような、床に取り付けられて位置が固定された椅子があるライブハウスはとても珍しいです。多くのライブハウスは、椅子があったとしても移動できるタイプのものが設置されていることが多いです。

立って見るライブ、座って見るライブ

立ち見のライブのことをスタンディング(Standing)、座って見るものをシッティング(Sitting)といいます。その日の主催者が、椅子を置くかどうかを決めています。

一般的に、ロックなどの激しめなバンドが出演するライブではスタンディング、アコースティックギターやピアノなどの静かな楽器を弾くアーティストが出演するライブはシッティングであることが多いです。

スタンディングとシッティング混合のイベントもある

ライブハウスには、立って拳を振り上げたり、アーティストと掛け合いをするなど、アクティブにライブを楽しみたいというお客さんと、座って静かに見たいというお客さんの両方が居ます。

また、イベントは長時間にわたるので、基本的には立って見たいが疲れたときは座って休憩したいと考えるお客さんもいます。

そのため、基本的にはスタンディングが中心でありつつも、隅の方に少しだけ椅子が用意されているというようなライブイベントもあります。私の主催するライブでもそのような形を取らせてもらっています。

お客さんのライブを見る位置は早い者勝ち

重要なのは、ライブハウスでのライブは、スタンディング・シッティング問わず、お客さんの見る位置があらかじめ決まっているわけではないということです。場所は基本的に早い者勝ちで、お客さん個人の好みによって、最前列でライブを見ることもできますし、後ろの方で壁によりかかりながらライブを見ることもできます。

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服装や荷物について

服装は自由、騒ぐなら動きやすいものを

ライブハウスにお客さんとして足を運ぶ際は、どんな格好をしていけば良いのか、と迷う人が多いようです。しかし、基本的には何を着て行っても自由です。会社の帰りであれば、スーツのまま来ているお客さんもいます。

ですが、アクティブに騒ぎ盛り上がりながら楽しみたいという場合は、Tシャツなどの動きやすい服装をおすすめします。

脚が痛くならない履きやすい靴を

また、スタンディングの場合はずっと立ち見となるため、脚が痛くなりそうな靴は避け、スニーカーなどの歩きやすいものを着用すると良いです。

荷物に関しては、少し大きめのライブハウスであればコインロッカーがありますが、小規模のライブハウスには無いことも多いので、直接床に置くことになります。大きい荷物がある場合は、駅のコインロッカーなどを利用するか、必要最小限の持ち物で来場すると良いと思います。

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