自宅でピアノ教室を開きたい!開くには?ピアノの先生を始める開き方


自宅でピアノ教室を開いてみたい、と考える人は多いです。しかし、どれくらいの収入が得られるものなのでしょうか。

僕は、2009年から音楽関係の仕事をしてきました。このため、自宅でピアノ教室を開いている人と話したことが何度もあります。

今回は、その人たちから聞いた、自宅で教室を開く場合の年収やメリット、注意点を解説します。

自宅でピアノ教室を開く人のリアルな収入

まずは、実際に教室を開いている人たちから聞いた、リアルな収入からお話ししていきます。

答えを言ってしまうと、ほとんどの人が教室運営だけで食べていくことができません。リアルな数字をいうと、年収は100万円代、高くても200万円台の人がほとんどです。

実際、僕が話を聞いた人でも「ピアノ以外の副業をして生計を立てている」「主人の給料があるから食べていける」という人が多かったです。

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自宅でピアノ教室を開くと収入が低い理由

それでは、なぜほとんどのピアノ教室は、収入が低いのでしょうか。これは、生徒を集めるのが難しいことに原因があります。

ピアノ教室の収入は、主に生徒が支払う月謝です。しかし、自宅で教室を開く場合、生徒を集めるのが難しいです。よって、収入も低くなってしまいます。

音楽教室に所属する先生の場合、生徒は会社が集めてくれます。しかし、自宅で教室を開く場合は、自分で集めなければなりません。

チラシなどで宣伝をしようと思っても、資金が限られていて難しいです。

また、教室まで通ってもらう以上、近くに住んでいる生徒しか教えることができません。このため、集客のしやすさは、自宅の立地に大きく左右されます。

音大卒などの学歴や、コンクールでの入賞歴があったとしても、それだけで教室に生徒は集まりません。なぜなら、そんな先生は他にもたくさんいるからです。

このような理由から、自宅で教室を開く場合、生徒集めに苦戦しやすいのです。

すぐに収入に限界が訪れる

それでは、人気の教室であれば、講師の年収は高いのでしょうか。残念ながら、そうではありません。とても人気があって、朝から晩までレッスンをしている先生でも、驚くほど収入が低いという現実があります。

この理由は、マンツーマンでの指導が基本であるため、教えられる生徒の数に限りがあるからです。

1日は24時間です。例えば、1回のレッスンが50分で、休憩を10分取るとします。24時間寝ずに教えたとしても、1日に24人しか生徒を教えられません。

実際には、寝ずに教えるなど不可能です。よって、実際に教えられる生徒はもっと少なくなります。

このように、マンツーマンで教える以上、指導できる生徒の数は限られます。よって、すぐに収入に限界が訪れます。

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動画は後から好きなときに見られるので、今のうちに受け取っておいてくださいね。

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それでも自宅でピアノ教室を開くメリット

ここまで書いたように、自宅でピアノ教室を開くのは険しい道です。その一方で、自宅で教室を開くのには多くのメリットも存在します。

テナント料がかからない

自宅で教室を開く最大のメリットは、テナント料がかからないことです。テナント料とは、教室の家賃を指します。

例えば、どこかに部屋を借りて教室を開く場合を考えます。これだと、安くても月に数万円が必要となります。年間で合計すると、安くても50万円、高くて100万円以上の出費が必要です。

ただでさえ、最初は生徒が集まらず経営が大変です。それなのに、毎月テナント料が出て行くのは非常に苦しいものです。

また、そもそも部屋を探すのが大変です。楽器を弾いたり、生徒を呼んだりすること自体、管理人から許可してもらえない可能性があります。また、しっかりとした防音を施された部屋を探す必要もあります。

しかし、自宅で教室を開く場合、このような費用は必要ありません。また、物件を探す必要もありません。

また、教室まで毎日通う必要がないため、交通費の負担も必要ありません。

生徒の月謝がすべて自分の収入になる

音楽教室に所属して教える場合、月謝の大半が会社の取り分となります。例えば、月謝が7000円でも、講師が受け取れるのは2500円程度ということも珍しくありません。

教室で教える先生も収入は低く、ほとんどがピアノの仕事だけで食べていくことができません。

しかし、自宅で教室を開く場合、生徒の月謝がすべてあなたの収入になります。誰かからも吸収されることはありません。

よって、生徒数や月謝が同じであれば、教室に所属するよりも自宅で先生をした方が、収入は何倍も多くなります

資格や学歴がいらない

音楽教室に採用される場合、資格や学歴を要求される場合が多いです。

しかし、資格の取得には何年も時間がかかります。また、音大や専門学校を卒業するにも、高い学費が必要となります。

自宅で開業する場合、そのようなものは求められません。生徒さえ集めることができれば、資格や学歴は不要です。

自由に生徒を指導できる

ピアノ教室に所属する場合、生徒に自由な指導はできません。例えば、指導の方針や、使うテキストがあらかじめ決められていることが多いです。

実際に生徒を指導していて、「もっとこういう風に教えた方が良いのでは」と思ったとしても、教室に方針に逆らうことはできません。実際、この点にストレスを抱える先生は多いです。

しかし、自宅で教室を開く場合、そのようなルールに従う必要はありません。どのような内容を、どのような順番で教えるかは、すべてあなたが決めることができます。

時間を有効に使うことができる

自宅でピアノ教室を開くということは、「通う必要がない」ということです。したがって、通勤に時間を奪われることがありません。

したがって、時間を有効に使いやすくなります。

教室で教えるよりも収入アップを狙いやすい

ピアノの先生は、月謝が高く、生徒の数が多いほど収入は高くなります。

しかし、教室に所属する場合、講師が月謝や生徒数を決めることはできません。なぜなら、それは教室の仕事だからです。

しかし、自宅で教室を開く場合、月謝は自分で決められます。また、努力次第で生徒を増やすこともできます。

よって、教室では絶対に実現できないような、高い収入を狙うことができるのです。簡単ではありませんが、インターネットを正しく活用して、コツコツ努力をしていけば、月に最低でも100万円以上を安定して獲得することすら可能です(記事終盤で解説)。

生徒を断ることができる

生徒や親の中には、やる気のない人や、非常識な人もいます。このような人の相手をしても疲れるだけですよね。

教室に所属する場合、基本的に生徒を断ることはできません。なぜなら、会社が許してくれないからです。

しかし、自宅で教室を開く場合は、生徒を断ることができます。

僕も教える仕事をしていますが、やる気のない人や、非常識な人は全員お断りしています。これにより、精神的に疲弊することなく、楽しみながらピアノを教えることができます。

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自宅でのピアノ教室で高収入を実現するには

自宅でピアノ教室を開く場合にも、高収入を実現する方法があります。ここからは、その具体的な方法を解説します。

実は、自宅のピアノ教室で高収入を実現するには、「教室」を開かないことが重要なのです。

教室を開くのに、教室を開かない・・・?

つまり、「生徒に自宅まで来てもらって直接指導する」という考え方をやめるのです。

自宅から日本全国にレッスンを指導する

現代では、インターネットや無料のアプリを使うことで、自宅にいながら日本全国の生徒にピアノを教えることが可能です。

例えば、「ZOOM(ズーム)」という無料アプリを使えば、パソコンやスマートフォンのカメラを使って、お互いを映しながら会話ができます。

次の画像は、僕が実際にアプリで生徒と会話をしている様子です。

お互いがピアノの前に座った状態で、このアプリを使えばどうでしょうか。教室に来てもらっているのと、ほぼ変わらないレッスンを提供できます。

実際、僕の生徒にはイギリスに留学中の人もいました。それでも、問題なくお互いの顔を見ながら、レッスンを提供することができました。

このように、生徒に自宅まで来てもらって教えるという考え方を捨てるのです。そうすれば、「近くに住んでいる生徒しか教えられない」という、多くのピアノ教室が持つ限界を突破することができます。そうすれば、収入の壁も1つ消えます。

さらに、このような指導方法を提供することで、生徒からもとても感謝されます。なぜなら、時間をかけて通わなくても、レッスンを受けられるようになるからです。

マンツーマン以外のレッスンを提供する

マンツーマンでのみピアノを教えていると、時間の制約上、すぐ収入に限界が訪れます。そこで、それ以外のレッスンも充実させることが大切です。

例えば、先ほど紹介した「ZOOM(ズーム)」という無料アプリでは、3人や4人と同時にテレビ通話もできます。これなら、複数人でのグループレッスンも、自宅から全国に向けて提供できます。

全国からの生徒募集を自動化する

肝心のレッスンを全国に提供できても、生徒が集まらなければ無意味です。そこで、インターネットを活用するようにしてください。

特に、「ブログ」と「YouTube」を正しく活用すれば、生徒が自動的に申し込んでくれる仕組みを作ることができます。

ブログ・YouTubeの活用方法は、「無料動画レッスン」の第3話から第6話で特に詳しく解説しています。ぜひ、活用してみてください。

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まとめ:ピアノ教室を自宅で開くには

今回は、ピアノ教室を自宅で開く場合の収入やメリット、成功の秘訣を紹介して来ました。まとめると、次の通りとなります。

・自宅でピアノ教室を開く人のほとんどが年収200万円にも満たない

・その原因は、生徒を集めるのが難しく、指導できる数にも限界があるため

・それでも、テナント料がかからない、自由に指導できるなど、自宅で教室を開くメリットは大きい

・オンラインを駆使すれば、自宅から日本全国の生徒を指導することができ、収入を限界を突破できる

ご参考になれば嬉しいです。

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動画は後から好きなときに見られるので、今のうちに受け取っておいてくださいね。

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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