歌手を目指す人は、「歌手になれる人の特徴」を知りたいと思います。そして、自分がそれに当てはまるか、とても気になりますよね。
歌手になれる人には、あるたった1つの特徴があります。しかし、ほとんどの人がそれを誤解しています。例えば、「歌が上手いこと」は、歌手になれる人の特徴に当てはまりません。
今回は、歌手になれる人の特徴や、歌手になる人・なれない人の違いを詳しく解説します。
もくじ
歌手になれる人の特徴はたった1つだけ
歌手になれる人の特徴は、いたってシンプルです。それは、「ファンがいること」です。
これを読んでいるあなたには、ファンがいるでしょうか。もしいるなら、あなたは「歌手になれる人」の特徴を持っています。
そうでないなら、残念ながら「歌手になれない人」です。このため、今日からすぐにそれを変えていく必要があります。
ここからは、なぜ「ファンがいる人=歌手になる人」なのかを、詳しく解説していきます。
音楽業界から声がかかり歌手になれる
ファンがいる人は、音楽業界から声がかかりやすくなります。具体的には、大手の事務所やレコード会社からです。
彼らは、新人歌手を発掘する際に、「今どれくらいのファンがいるか」を最も重視します。
この理由は、事務所やレコード会社の目的を考えれば分かります。彼らの目的は、お金を稼ぐことです。
所属歌手のCDやチケットなどが売れるほど、彼らは儲かります。よって、「売れる可能性が高い歌手を所属させたい」と考えます。
そして、「すでにファンがいる歌手」のことを、「売れる可能性が高い」と判断します。彼らは、次のような計算を働かせるのです。
・すでにファンがいるなら、所属させて宣伝すればもっと売れるはずだ
・宣伝費を節約しても、すでにいるファンがたくさん買ってくれるはずだ
だからこそ、すでにファンがいる歌手に声をかけるのです。
歌手になる人は、ほとんどがこのパターンに該当します。ネットやライブで活動し、すでにファンがいたからこそ、それが認められて声をかけられたわけです。
このような理由から、ファンのいる人は業界から声がかかりやすくなります。よって、歌手になるのです。
ファンがいれば個人でも歌手になれる
また、ファンがいる人は、事務所やレコード会社に所属せず歌手になることも可能です。なぜなら、自分の力だけでも、お金を稼ぐことができるからです。
多くの人は、「音楽業界から認められなければ歌手になれない」と考えています。しかし、以下のような活動は、事務所やレコード会社に所属しなくても可能です。
・CD制作
・ライブ開催
・グッズ制作
・ファンクラブ運営
・全国規模での宣伝
例えば、「CD制作」と検索すれば、数万円で作ってくれる業者はたくさん見つかります。ライブハウスに連絡すれば、誰でもライブを開催することができます。
よって、個人でもファンに音楽を届け、お金を稼ぐことは可能なのです。
さらに言うと、個人で活動した方が、歌手になれる可能性は高いです。なぜなら、所属をしてしまうと、売り上げのほとんどを吸収されてしまうからです。
その典型例が、CDの売り上げの配分です。以下のグラフは、ファンがCDを買うのに支払ったお金が、どのように分配されるかを示したものになります。
上の図では、「アーティスト」という赤い部分が、歌手の取り分に該当します。
つまり、1000円のCDが売れても、歌手が受け取れるのはわずか10円です。残りの990円は、音楽業界の組織が吸収していくことになります。
しかし、所属をしなければ、売り上げは100%自分のものです。このため、収入が上がりやすく、歌手を職業にしやすくなります。
また、所属をしない方が、自由に活動することが可能です。事務所やレコード会社に所属する場合、以下のようなことは当たり前に起こります。
・本当はロック歌手になりたいのに、ポップスを歌わされる
・実力派の歌手になりたいのに、アイドルのような活動をさせられる
・自分で書いた詩や曲を、一般ウケするように手直しされる
このため、晴れて歌手デビューを果たしても、幸せを感じられない歌手は多いです。それどころか、精神を病んだり、薬物に手を出したりしてしまう人もいます。
しかし、個人で活動することにより、自由度の高い活動ができます。自分のやりたい活動をしながら、ファンに喜んでもらうことが可能なのです。
このように、ファンがいることで、所属せず個人で歌手になるという選択肢も生まれます。
歌手になれない人のたった1つの特徴
次に、「歌手になれない人の特徴」を解説します。これは明確であり、歌が上手くなることだけに気を取られている人です。
歌手志望者のうち、ほぼ全員が「歌が上手い人が歌手になれる」と考えています。そして、次のようなことに時間とお金をつぎ込みます。
・たくさん歌の練習をする
・ボイストレーニングに通う
・歌の養成所や専門学校に入る
しかし、「歌が上手い人が歌手になれる」という前提自体が間違いです。早くこれに気づかないと、歌手になれない人のままで終わってしまいます。
歌が上手いだけでは業界に求められない
音楽業界は、歌が上手いだけの人を求めていません。よって、事務所やレコード会社から声がかかることもないです。その理由はシンプルであり、売れる保証がないからです。
歌が上手いことと、人気が出ることは別の問題です。CDの売り上げランキングを見ても、上手い歌手から順番に売れているわけではないですよね。
売れるかどうか分からない人に、多額の育成費や宣伝費をかけるのは不安です。もし人気が出なければ、事務所やレコード会社は赤字になります。
例えば、次のA・Bのような2人がいたら、確実にBが選ばれます。
A:歌が上手いが、ファンがいない人
B:歌はそこそこだが、ファンがたくさんいる人
昔であれば、「A」のような歌手に声がかかることもありました。売れるか分からない歌手を、ゼロから磨き上げるわけです。
しかし、それは今より音楽がずっと売れた時代の話です。音楽が売れない時代に、そのようなリスクを取る事務所やレコード会社はほぼありません。
僕はこれまで10年以上にわたり、イベント企画の仕事もしてきました。圧倒的な歌唱力がありながら、どこからも声がかからない人たちをたくさん見てきたのです。
ほとんどの人は、「歌が上手ければ業界から声がかかる」と誤解しています。そして、歌唱力を磨くためだけに、必死の努力を続けます。
しかし、努力が報われるのは、その方向性が正しい場合のみです。根本的にズレているため、残念ながら報われることはありません。
このように、歌が上手いだけの人は、音楽業界から声がかかることはありません。よって、歌手になれない人で終わってしまうのです。
上手いだけでは個人でも歌手になれない
また、歌が上手いだけでは、所属せず個人で活動するのも不可能です。
確かに、個人でもCDやグッズを制作したり、ライブを開催したりすることはできます。しかし、ファンがいないということは、それを買ってくれる人がいないということです。
そして、以下のような事態になります。
・CDを作っても売れない
・グッズを作っても売れない
・ライブを開いても集客できない
このため、歌手になれるどころか、活動をするほど赤字になります。
このことから、歌が上手いだけの人は、個人で活動して歌手になることもできません。このため、いずれにせよ歌手になれない人で終わるのです。
歌手になれる人の特徴に当てはまるには
もしかしたら、あなたも「歌手になれない人」の特徴に当てはまっているかもしれません。
ただし、焦ったり諦めたりする必要はありません。今日から一人ずつファンを増やせば、あなたも歌手になれる人になれます。
ファンを増やすには、インターネットを使うことが有効です。ほとんどお金をかけずに、日本全国の人に知ってもらうことができます。例えば、次のようなものです。
・ブログ
・YouTube
・SNS
・配信アプリ
もちろん、テレビやラジオに出られたら理想的です。ただ、これには莫大な資金がかかります。しかし、インターネットを使えば、今日からすぐに始められるのです。
ファンを増やせば、音楽業界から声がかかりやすくなります。また、所属せず個人で活動することも可能です。これらを活用し、実際に歌手になれた人の事例もあります。
ただ、どのようにファンを増やせばいいか、イメージしにくい人も多いはずです。そこで、その具体的な方法を解説した、全15話・5時間49分の動画レッスンを無料で配信中です。ぜひ、以下のリンクから受け取ってください。
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まとめ:歌手になれる人・なれない人の特徴
今回は、歌手になれる人の特徴や、歌手になる人・なれない人の違いを解説してきました。
歌手になれる人の特徴は、ファンがいることです。これにより、大手事務所やレコード会社から声がかかりやすくなります。また、そうしたところに所属せず、個人でも歌手になることも可能です。
逆に、歌手になれない人の特徴は、歌の技術を磨くことばかり考えていることです。これでは、音楽業界から声がかかることもありません。また、個人で食べていくことも不可能です。
ただ、今の時点でファンがいなくても、今日から増やしていけば問題ありません。インターネットを正しく使えば、全国にあなたの存在を広めることが可能です。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
