子供が憧れる職業の1つに、「歌手」があります。「歌手になりたい」と語る子供は多いです。
ただ、歌手になるにはどうすれば良いのかは、あまり知られていません。子供だけではなく、保護者も「よくわからない」と言う人は多いです。
そこで今回は、音楽スクールで歌手を育成してきた僕が、子供が歌手になる方法を詳しく解説します。この記事を読むことで、今日から始めるべきことが分かります。
もくじ
子供が歌手になるには2つの道がある
子供が歌手になるには、以下の2つの道があります。
・事務所やレコード会社との契約
・事務所やレコード会社と契約せず個人で活動する
それぞれの道について、詳細を書いていきます。
事務所やレコード会社との契約
1つ目は、事務所やレコード会社との契約です。テレビに出ているような歌手は、ほとんどがこのパターンに該当します。
事務所やレコード会社は、歌手の育成や宣伝をしたり、仕事を取ってきたりするものです。その代わり、CDやチケットなどの売り上げでお金を儲けます。
彼らの役割分担は、次のような形です。
一般的には、まずどちらかと契約を結びます。その後に、もう片方とも契約を結ぶのが一般的です。
事務所やレコード会社との契約までには、以下のようなステップになります。これは、子供でも大人でも同様です。
1:オーディションに合格するか、スカウトされる
↓
2:事務所やレコード会社の中でレッスンを受ける
↓
3:社内の審査で認められた場合にのみ契約できる
ただ、晴れて契約を果たしても、「歌手」として食べていけることは保証されません。
事務所やレコード会社からは、決まった給料をもらえることはほとんどありません。あくまで、CDやチケットなどが売れた際に、その一部を受け取れるだけです。
ほとんどの歌手がCDを1枚だけ発売し、全く売れないまま消えていきます。
また、売り上げはほとんど歌手本人のものになりません。例えば、CDの売り上げのうち、歌手本人が受け取れるのは「1%」です。以下のように配分されます。
このグラフでは、「アーティスト」という部分が「歌手」に該当します。
このため、大手の事務所やレコード会社と契約しても、食べていけない歌手がほとんどです。アルバイトをしながら食いつないでいる、ということも珍しくありません。
また、事務所やレコード会社には「悪徳業者」が多いです。これは、歌手になりたい子供や保護者からお金を取ろうとします。この手口については、以下のページをご覧ください。
このように、子供が歌手になるには、事務所やレコード会社と契約するという道があります。
事務所やレコード会社と契約しない
2つ目の道は、事務所やレコード会社と契約せず、個人で歌手活動をするパターンです。
保護者の監督下であれば、子供でも以下のようなことができます。
・無料のアプリを使い、ファンクラブを運営する
・ライブハウスを借りてイベントを企画する
・ネットで業者を探し、CDやレコーディングを依頼する
また、ブログ・YouTube・SNSなどを使えば、日本全国にファンを増やせます。つまり、事務所やレコード会社と契約せずとも、歌手としてお金を稼ぐことは可能なのです。
今の時代は、歌手になるには個人の方が有利です。なぜなら、事務所やレコード会社から売り上げを吸収されないからです。
よって、ファンが少ないうちから、歌手として食べていけるようになります。
子供がこの方法で歌手になる方法は、「無料動画レッスン」で詳しく解説しています。以下のページから受け取ってください。
→無料:ファンを増やす方法を解説した全15話・5時間49分の動画レッスン
以上の通り、子供が歌手になるには、個人で活動するという道もあります。
子供が歌手になるにはやるべきことは1つ
それでは、子供が歌手になるには、今日から何をすれば良いのでしょうか。
やるべきことは、たった1つです。それは、「今日から歌手活動をしてファンを増やす」ことです。
ファンを増やせば、事務所やレコード会社からスカウトされやすくなります。また、個人で歌手になることもできます。つまり、いずれにせよ歌手になれるのです。
子供が歌手になるにはファンを増やすべき理由
まず、スカウトについてお話しします。
歌手のスカウトというと、「歌が上手い人」「ルックスが良い人」などがされるものというイメージがあります。しかし、最も重視されるのは、ファンの多さなのです。
現代は、音楽が売れない時代です。CDの売り上げは、ピーク時の1/4以下まで減少しています。
よって、事務所やレコード会社は、売れるか分からない歌手を育てる余裕がありません。
しかし、「契約前からファンがいる歌手」に対しては、次のような計算ができます。
・契約する前からファンがいるなら、契約後もちゃんと売れるだろう
・宣伝にお金をかけなくても、契約する前からいるファンが買ってくれるだろう
だからこそ、ファンを増やせばスカウトされるようになるのです。これは、子供でも大人でも関係ありません。
また、ファンを増やすことさえできれば、個人で活動することもできてしまいます。
なぜなら、ファンに対してCD・チケット・ファンクラブなどを販売し、お金を稼げてしまうからです。
こうした理由から、子供が歌手になるには、ファンを増やすことだけが必要です。これにより、事務所やレコード会社との契約も、個人での活動も叶います。
ファンを増やす方法については、以下の「無料動画レッスン」ですべて解説しています。
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ファンを増やす方法は今の時代だからこそ
また、「自分の力でファンを増やす」というのは、今の時代だからこそできるやり方です。
昔は、以下のようなメディアに登場しない限り、全国規模でファンを増やすことはできませんでした。
・テレビ
・ラジオ
・雑誌
これには、莫大な資金が必要です。例えば、15秒のCMを1回流す費用は、100万円以上になります。しかも、1回だけではほとんど効果がありません。
このことを考えると、現実的ではなかったのです。
しかし、ネットやスマホの普及が、その状況を一変しました。以下のような手段を使い、お金をかけずにファンを増やせるようになったのです。
・ブログ
・YouTube
・SNS
・アプリ
それでいて、歌手になりたい子供や大人たちの多くは、このやり方にまだ気づいていません。なんとなくオーディションを受けたり、レッスンに通ったりしている人が大半です。
このため、今から始めればライバルはほぼ不在です。僕の生徒たちも、次々に成果を出し始めています。
ただ、「ファンを増やす」といっても、具体的な方法が分からないと思います。そこで、「無料動画レッスン」を提供中です。後からでも見られるので、受け取っておいてくださいね。
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子供が歌手になるには?よくある質問
ここからは、歌手になりたい子供や、その保護者からよく頂く質問に回答します。
子供が歌手になるにはオーディション?
まずは、「オーディションを受けるべきか」という質問に回答します。
結論から言うと、おすすめはできません。これは、以下のような理由からです。
1:選ばれる確率が低すぎる
2:悪徳業者が多い
まず、選ばれる確率が低すぎます。なぜなら、誰でも思いつく方法だからです。大きなオーディションでは、合格率が0.01%を下回る場合も珍しくありません。
僕は音楽の仕事をしており、オーディションを受け続ける人をたくさん見てきました。しかし、どこにも合格できないまま、時間だけが過ぎていく場合がほとんどです。
また、オーディションを開く悪徳業者がたくさんあります。歌手になりたい子供や保護者を騙し、お金を奪い取ろうとするのです。
本来、事務所やレコード会社というのは、歌手本人からお金を取ることは絶対にありません。しかし、上手く騙されてしまう人は多いです。
もちろん、オーディションから歌手になれる可能性はゼロではありません。しかし、限られた時間とお金は、ファンを増やすことに使ったほうが確実です。
子供が歌手になるには歌を習うべきか?
次に、「子供は歌を習うべきか?」という質問に答えたいと思います。これは、「習っても良いが必須ではない」というのが答えです。
歌手になりたい子供や保護者は、「歌が上手ければ歌手になれる」と考えます。しかし実際には、歌の上手さと、歌手になれるかどうかはあまり関係がありません。
僕はこれまで10年以上、音楽のイベントやスクールを運営してきました。その中で、有名な歌手より明らかに上手いのに、歌手になれない人をたくさん見てきました。
繰り返しになりますが、子供が歌手になるには「ファンがいるかどうか」で決まります。よって、ファンを増やす勉強と行動に時間とお金を使うことが、最短で歌手になる方法です。
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まとめ:子供が歌手になるには?
今回は、子供が歌手になるには、どうすれば良いのかを解説してきました。この記事をまとめると、次の通りです。
・子供が歌手になるには、「事務所やレコード会社との契約」「個人での活動」の2つの道がある
・「ファンを増やす」ことさえできれば、どちらに進むこともできる
・スマホやネットの普及で、お金をかけずに全国にファンを増やせるようになった
・歌手になりたい子供や大人の多くがこの方法に気づいていないため、今が最大のチャンス
僕の発信が、ほんの少しでも役に立てば嬉しいです。
ファンを増やして歌手になる方法は、以下の「無料動画レッスン」で解説しています。動画は後からいつでも見られるので、受け取っておいてください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
