シンガーソングライターオーディション受けるべきでない理由2021

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あなたは、シンガーソングライターのオーディションを受けようと考えたことはないでしょうか。

確かに、オーディションからプロになれるチャンスはあります。しかし、その可能性は極めて低いです。よって、「受けない方がいい」というのが現実です。

今の時代は、より確実にシンガーソングライターになる別のやり方が存在します。2021年以降、その流れはさらに加速していきます。

今回の記事では、シンガーソングライター(SSW)オーディションの仕組みや、受けるべきではない理由を解説します。また、オーディションより確実にプロになる方法も教えます。

シンガーソングライターオーディションの仕組み

まずは、シンガーソングライター(SSW)オーディションの仕組みを解説します。これは、事務所やレコード会社が、契約する新人の候補を選ぶ試験です。

オーディションは、事務所(プロダクション)もしくはレコード会社によって主催されます。彼らの役割は、次のように分かれているものです。

事務所は、ライブ・コンサート・グッズ・ファンクラブなどの制作や販売をします。レコード会社は、主に「曲」の制作や販売を行うものです。

一般的なシンガーソングライターは、「事務所」と「レコード会社」の両方と契約を結びます。最初にどちらかと契約し、その後にもう一方と契約する流れが主流です。

彼らはお金を儲けるために、シンガーソングライターを探しています。オーディションは、「事務所やレコード会社に所属したいSSW」「SSWを探す事務所やレコード会社」が出会う場言えます。

このように、事務所やレコード会社が契約するシンガーソングライター候補を選ぶのが、オーディションの仕組みです。

シンガーソングライターオーディションを受けるべきでない理由

オーディションから、プロのシンガーソングライターになれる可能性はゼロではありません。しかし、それでも「受けない方がいい」と断言できます。

ここからは、その理由を詳しく解説していきます。

オーディションに受かる確率が低すぎるから

1つ目の理由は、合格できる確率が低すぎることです。選ばれる人数に対して、応募者がとても多いことが原因です。

音楽業界に詳しくない人でも、「オーディション」というものは知っています。また、いくつかの条件さえ満たせば、どんな人でも応募が可能です。

よって、競争率はとても高くなります。大きな事務所やレコード会社のものでは、合格率が0.01%を下回るのは普通です。

僕は10年以上音楽の仕事をしてきて、プロ志望のシンガーソングライターとたくさん出会ってきました。しかし、何年もオーディションに合格できないまま、年齢だけを重ねていく人が大半です。

もちろん、合格率がゼロではないと言えばその通りです。しかし、受ける時間があるなら、別の方法に使った方が良いと言えます(後ほど紹介します)。

このように、合格率があまりに低すぎることも、シンガーソングライターがオーディションを受けるべきではない理由です。

オーディションが年々厳しくなっているから

2つ目の理由は、合格の基準が厳しくなっていることです。この理由は、音楽が売れない時代になっていることにあります。

音楽が売れていた時代は、事務所やレコード会社にも余裕がありました。よって、シンガーソングライターを次々と発掘し、ゼロから育成する流れが存在しました。

しかし、2021年以降は状況が全く違います。シングルCDの売り上げ枚数は、ピーク時の1/4以下です。特に、アイドル以外のシンガーソングライターやバンドが売れていません。

育成や宣伝にお金をかけて、もし売れなければ大赤字です。よって、事務所やレコード会社は、昔よりも慎重にシンガーソングライターを選んでいます。「売れる」と判断しなければ、合格はさせないのです。

よって、さらに合格率が下がっています。このことも、シンガーソングライターがオーディションを受けるべきではない理由の1つです。

合格率0%のオーディションが存在するから

3つ目の理由は、「出来レース(できれーす)」の存在です。これは、選ばれるシンガーソングライターが最初から決まっているオーディションを指します。

これは、事務所やレコード会社が、シンガーソングライターに話題性を持たせるやり方です。「◯万人のオーディションを勝ち抜いた」ということにして、興味を引こうとします。

こうしたオーディションに応募しても、選ばれる可能性はゼロです。こうしたことが行われるのも、音楽業界という場所の現実なのです。

このような出来レースの存在も、シンガーソングライターがオーディションを受けるべきではない理由の1つです。

SSWを狙う悪徳オーディションが多いから

4つ目の理由は、悪徳業者が多いことです。シンガーソングライターを狙った、詐欺的なオーディションが増えています。

その手口は、「形だけのオーディションを行って高額な費用を要求する」というものです。これは、「オーディション商法」と呼ばれ、国も注意を呼びかける悪徳商法です。

悪徳業者は、雑誌やネットでオーディション情報を告知します。応募自体は無料なため、この時点で見極めるのは難しいです。

そして、受けた人全員に合格を言い渡します。このとき、以下のように嘘を伝えます。

あなたの歌声や曲はすばらしいので、合格です!

結果発表は一人ずつ伝えられるため、全員が合格しているとは気づきません。このため、「自分の活動が認められた!」と錯覚してしまうのです。

このあと、いきなり高額な費用を要求してきます。例えば、次のような理由をつけてです。

・プロデュースの費用として…

・CDの制作と流通にかかるお金が…

・事務所ライブのチケットノルマが…

シンガーソングライターは、「費用がかかるなんておかしいのでは?」と考えます。しかし、次のように言葉巧みな誘導をされてしまいます。

あなたはせっかく選ばれたのに、このチャンスを捨てるのですか?
費用の自己負担は当たり前ですよ。あなたは素人だから知らないだけだ。

そして、数年間にわたる契約書にサインをしてしまい、高額な費用を支払ってしまうのです。

もちろん、このような業者に実力はありません。被害にあったシンガーソングライターからは、次のような話が聞こえてきます。

・レッスンの講師が素人レベルだった

・CD作成に100万円を取られた(10万円ほどで可能)

・通常1万円で出られるライブハウスへの出演で6万円を取られた

そもそも、事務所やレコード会社というのは、シンガーソングライターからお金を取るものではありません。あくまで、CDやチケットなどの売り上げで稼ぐものです。

レッスンや宣伝などにかかる費用は、すべて彼らが負担することになります。本来のオーディションとは、その価値があるシンガーソングライターを選ぶためのものです。

しかし、無知な人ほどあっさり騙されてしまいます。「オーディションでお金を要求するのは100%悪徳業者」ということを、しっかり理解しておいてください。

このように、悪徳オーディションが増え続けていることも、シンガーソングライターオーディションをおすすめしない理由の1つです。

オーディション合格=所属ではないから

5つ目の理由は、オーディションに合格しても所属・デビューできるとは限らないことです。

ほとんどの人は、「合格=デビュー」と考えています。しかし、そんなことはありません。オーディションへの合格は、最初のステップに過ぎないのです。

オーディションから所属までの流れは、次のような形が一般的です。

1:オーディション合格

2:レッスン

3:上層部へのプレゼン

まずは、事務所やレコード会社によるレッスンを受けます。ここで可能性があると思われた場合のみ、次に進むことが可能です。

最後は、プレゼンが待ち構えています。これは、あなたをデビューさせる権限を持つ人たちの前で、音源やライブを披露することです。これをクリアして、はじめてデビューができます。

つまり、オーディションに合格しても、そこからの道のりがさらにあるわけです。ほとんどの人は、プロになれないまま終わります。

このように、「合格=デビュー」ではないことも、シンガーソングライターがオーディションを受けるべきではない理由です。

所属しても食べていけないから

6つ目の理由は、デビューをしても食べていけないからです。なぜなら、シンガーソングライターが受け取れる収入は少ないからです。

会社員と違い、決まった給料がもらえないことがほとんどです。あくまで、CDやチケットなどが売れたときだけ、その一部を収入としてもらえます。

例えば、1枚のCDが売れたときを考えてみましょう。CDの売り上げのうち、シンガーソングライターは3%ほどしか受け取れません。売り上げは、以下のように配分されるからです。

シンガーソングライターは、「アーティスト」「作詞者」「作曲者」に該当します。これらを合計しても、約3%に過ぎないのです。

チケットやファンクラブに関しても、すべて同じような収入の仕組みです。このため、事務所やレコード会社に所属しても、生活できないシンガーソングライターの方が多い現実があります。

このように、所属をしても食べていけないことも、シンガーソングライターがオーディションを受けるべきではない理由の1つです。

自由な活動を制限されるから

7つ目の理由は、自由な活動を制限されることです。

シンガーソングライターというと、「自分の好きなように音楽をやっている」というイメージがあります。

しかし、実際には違います。事務所やレコード会社から、以下のような部分で制限を受けることになります。

・歌詞

・ジャンル

・メロディ

・ファッション

シンガーソングライターには、こだわりの強い人が多いです。しかし、事務所やレコード会社からは、「より売れる音楽活動」を求められます。

よって、やりたい活動ができない可能性が高いです。例えば、以下のようなことは当たり前にあるといいます。

・ロック系の曲を歌いたいが、ポップスを歌わされる

・一人でやりたいのに、バンドやユニットを組まされる

・作品で勝負したいが、アイドル寄りの活動をさせられる

これにより、活動に幸せを感じられなくなるシンガーソングライターは多いです。ストレスを抱えたり、精神を病んだりする人すらいます。

このように、自由な活動を制限されてしまうのも、シンガーソングライターがオーディションを受けない方がいい理由の1つです。

オーディションより確実なシンガーソングライターへの道

オーディションよりも、確実にシンガーソングライターを目指せる道が存在します。それは、「自分で活動をしてファンを増やす」という方法です。

もしこれができると、必ず次のような状態を作れます。

・事務所やレコード会社が向こうから声をかけてくる

・事務所やレコード会社に所属しなくてもプロになれる

この方法は、2021年以降の時代に適したものです。ここからは、その理由を詳しくお伝えします。

業界が求めるシンガーソングライターとは

音楽業界が、新人シンガーソングライターに求めることは何でしょうか。それは、「デビュー前からファンがたくさんいること」です。

シンガーソングライター志望の人は、歌や曲が良ければ認めてもらえると考えています。しかし、それは大きな勘違いです。何よりも重視されるのは、ファンの数なのです。

先ほども書いた通り、今は音楽が売れない時代です。よって、業界は「確実に売れる新人」だけを求めます。

このとき、「デビュー前からファンがいるシンガーソングライター」は「確実に売れる」と考えられます。なぜなら、次のような計算をされるからです。

・デビュー前からファンがいるなら、デビュー後も売れるはずだ

・デビュー前からファンがいるなら、宣伝費をかけなくても売れるはずだ

このため、個人の活動でファンを増やせば、声がかかりやすくなります。わざわざオーディションに応募しなくても、向こうからやってくるのです。

こうした事情から、デビュー前からファンがいる状態を作れば、声をかけられるようになります。

事務所やレコード会社への所属が不要になる

そして、ファンを増やすことができれば、事務所やレコード会社に所属が不要になります。

なぜなら、彼らの力を借りずに、お金を稼げてしまうからです。以下のような活動は、個人でもすべて実現できます。

・CD販売

・単独ライブ

・グッズの制作

・ファンクラブ運営

実際、自分でCDやグッズを作ったり、ライブを開催したりしているシンガーソングライターは多いです。ファンがいれば、これらを売って収入を得られます。

事務所やレコード会社に所属しないのには、以下のようなメリットがあります。

・ファンが少ないうちから音楽で食べていける

・活動の自由を制限されなくなる

まず、ファンが少ないうちから音楽で食べていけるようになります。なぜなら、売り上げが100%自分のものになるからです。

また、活動を制限されることもありません。自由な活動をしながら、収入を得ることが可能です。

このように、ファンを増やすことさえできれば、所属をせずにプロになれます。より大きな売り上げと、自由な活動を手にすることが可能です。

ファンを増やす方法については、以下のページの「無料動画レッスン」で詳しく解説しています。

無料:ファンを増やす方法を解説した全15話・5時間49分の動画レッスン

2021年以降の時代に合っている

「自分の力でファンを増やす」というやり方は、この時代にとても合っています。なぜなら、インターネットが普及したからです。

昔であれば、以下のような方法でしか、全国にファンを増やせませんでした。

・TV

・ラジオ

・雑誌

ただ、これらに取り上げられるハードルは高いです。数千万単位での資金と、人脈が必要になります。

しかし、インターネットを使えば、お金がなくてもファンを増やせます。なぜなら、以下のようなものを活用できるからです。

・ブログ

・YouTube

・SNS

・アプリ

こうした手段でファンを増やし、事務所やレコード会社と契約する人が増えています。あるいは、所属せず個人の力で、食べていけるようになった人も多いです。

このように、「自分でファンを増やす」というやり方は、2021年代に適した手法です。ほとんどのライバルがまだ知らないため、今は最高のチャンスだと言えます。

ただし、ファンを増やすには、その方法を勉強する必要があります。正しいやり方で努力をして、はじめて結果が出るのです。

その具体的な方法については、以下の「無料動画レッスン」で詳しく解説しています。ぜひ、ご活用ください。

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まとめ:シンガーソングライターのオーディション

今回の記事では、シンガーソングライター(SSW)オーディションの仕組みや、受けるべきではない理由を解説しました。

今の時代はオーディションより、「自分の力でファンを増やす」方が確実です。業界から声がかかるようになりますし、所属せずにプロとして食べていくこともできます。

ファンを増やす方法については、以下の「無料動画レッスン」ですべて解説しています。ぜひ、活用してくださいね。

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僕の発信が、ほんの少しでも役に立てば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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