歌手になりたい社会人が歌手になるには?みんな行動を間違う!

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「社会人から歌手になりたい」という人は少なくありません。ただ、歌手になるにはどうすればいいのか、正しい方法を知らない社会人がほとんどです。

僕は、ライブイベントの制作や音楽スクールの運営をしています。その中で、歌手になりたい社会人とたくさん出会います。彼らの情熱には、いつも心を動かされます。

しかし残念なことに、ほとんどの人がその方法を間違えています。例えば、歌の練習・ボイストレーニング・オーディション・ライブ活動などは、結果に繋がりません

そこで今回は、社会人が歌手になるにはどうすれば良いのか、本当の方法を解説します。この記事を読めば、歌手になりたいという夢に大きく近づけます。

歌手になりたい社会人の間違った行動3つ

まずは、歌手になりたい社会人がやりがちな3つの行動と、それが結果に繋がらない理由を解説します。

歌の練習やボイトレだけでは歌手になれない

歌手になりたい社会人には、歌を一生懸命に練習する人が多いです。また、お金をかけてボイストレーニングに通う人もいます。

ただ、これらを続けても、歌手になることはできません。

歌手は、歌を商品とする仕事です。よって、「歌手になるには歌の技術が最も大切だ」と考えるのは当然です。だからこそ、そのために大量の時間とお金を使う人が大半です。

しかし、実はこれこそが勘違いなのです。歌が上手くなったからといって、歌手にはなれないのです。

毎週、CDの売り上げランキングが発表されます。あなたは、あれを見て「歌が上手い歌手から順番に売れている」と思うでしょうか。おそらく、そうは思わないでしょう。

また、僕は学生時代から音楽と関わり、今もそれを本業にしています。その中で、「テレビに出ている歌手よりも明らかに上手い」と思う社会人をたくさん見てきました。しかし、彼らの大半が歌手として食べていくことができません。

このように、歌手になるための条件は、歌が上手いことよりも、もっと別の部分にあるのです。これについては、記事の後半で詳しく説明します。

このように、社会人が歌手になるには、練習やボイトレできっかけは掴めません。「歌が上手い人が歌手になる」というのが、勘違いであることを認識してください。

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社会人オーディションでは歌手になれない

「歌手になるにはオーディションを受けたら良いのでは」と考える社会人は多いです。オーディションとは、音楽事務所やレコード会社が、契約する歌手を選ぶイベントです。

オーディションには、年齢制限がないものがあります。このため、歌手になりたい社会人が挑戦できるものも少なくありません。

しかし、オーディションを受けても歌手になることに繋がりません。これには、大きく分けて2つの理由があります。

歌手になりたい社会人を狙う悪徳オーディションの横行

1つ目の理由は、悪徳なオーディションの多さです。歌手になりたい社会人の気持ちを利用し、多額の金銭を奪う手口が多発しています。

彼らは、「社会人でも歌手になれる可能性がある」と打ち出し、オーディションを開催します。雑誌に情報を掲載したり、ネットに広告を出したりします。

そして、集めた社会人に対して、全員に合格を言い渡します。それにもかかわらず、あたかも「あなたは選ばれた人間です」という演出をします。こうして「歌手になれるかも」と気持ちを舞い上がらせたところに、「登録料」「レッスン料」などの名目で、多額の金銭を要求します。

こうした手口は、「オーディション商法」と呼ばれます。政府や自治体も注意を呼びかける、立派な悪徳商法です。

そもそも、真っ当な事務所やレコード会社は、歌手本人からお金を取ることはありません。あくまで、歌手のCDやチケットが売れて、そこから収入を得るものです。

しかし、歌手になりたい社会人には、このような知識が無い人もいます。また、「あなたには才能がある」「これが最後のチャンス」などと言葉巧みに誘導され、被害に遭ってしまう人が多いです。

こうしたものにお金を払っても、歌手になることはできません。オーディション商法の手口については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。

オーディション詐欺!悪徳なオーディション商法の手口一覧を解説!

真っ当なオーディションには応募者が多すぎるため

2つ目の理由は、選ばれる確率の低さがあります。

真っ当なオーディションのうち、社会人を対象とするものは少ないです。それにも関わらず、数千人・数万人が応募をすることも珍しくありません。これだと、選ばれる確率は極めて低くなります

僕も仕事の関係上、オーディションに応募し続けている社会人と会う機会が多いです。しかし、一向に選ばれない人ばかりです。

もちろん、応募をしないよりも、した方が確率が上がることは事実です。しかし、そのための時間があるなら、後半で紹介する方法に取り組むべきです。

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ライブ活動をしても歌手になれない

歌手になりたい社会人には、ライブを積極的に行う人が多いです。

例えば、毎週のように路上ライブをしたり、ライブハウスで演奏したりします。これにより、業界関係者の目に留まろうとします。

しかし残念ながら、これも社会人が歌手になることには繋がりません。なぜなら、ライブハウスに業界関係者は来ないからです。

現代は、お金を払えば誰でもライブハウスで演奏できる時代です。審査制のライブハウスもありますが、ほとんどは形だけのものです。よって、業界関係者にとって、わざわざ足を運ぶメリットがありません。

少なくとも、出演者がチケットノルマを背負って演奏するようなイベントには、業界関係者は現れません

また、「路上ライブをしていたらたまたま業界関係者が通りかかる」という可能性はあります。ただ、これは「宝くじを買ったら当たる」のような、運に過ぎません。

これらの理由から、ライブ活動は社会人が歌手になるキッカケにはなりません。

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歌手になりたい社会人が本当にやるべきこと

それでは、社会人が歌手になるには、何をすれば良いのでしょうか。それは、今日から一人ずつファンを増やすことです。

これを行うことで、業界関係者が何よりも重視する「実績」を手に入れることができます。また、一人でもCDやチケットを売れるようになり、デビューしなくても歌手として生活できるようにもなります。

これらの点について、ここから詳しく解説していきます。

業界関係者に認められて歌手になるには実績が必要

歌手をスカウトする際、業界関係者が最も重視するものは何でしょうか。それは、「若さ」でも「歌の上手さ」でもありません。たったひとつ、「実績」です。

これは、社会人であろうと、学生であろうと、全員に共通します。

実績とは、デビューをする前の段階における、集客や販売の数字を表します。例えば、次のようなものです。

・自主制作のCDを◯枚販売し、◯円売り上げた

・自主企画のライブに◯人を動員し、◯円売り上げた

・自主運営のファンクラブに◯人の会員がいて、◯円の収入がある

事務所やレコード会社は、ボランティアではありません。売れる可能性が高い歌手と契約し、お金を儲けることが目的です。

よって、「デビューさせる前から売れている」人を、歌手としてスカウトします。なぜなら、デビュー前の実績から、今後も売れる可能性が高いと判断するからです。

歌手になりたい社会人は、「自分の年齢ではもう遅いのでは」と心配しがちです。しかし、こうした実績さえあれば、年齢は関係ありません。業界が求めている人は、売れる歌手なのです。その条件さえ満たせば、学生だろうと社会人だろうと関係ないのです。

このように、ファンを増やすことで、関係者が最も重視する実績を作ることができます。そして、スカウトされやすくなります。

デビューしなくても歌手活動で食べていけるようになる

また、ファンを増やすにつれて、自分ひとりでも歌手活動で収入を得られるようになります。なぜなら、CDやチケットを買ってもらえたり、ファンクラブに入会してもらえたりするからです。

実は、「曲をレコーディングして販売する」「自分のファンクラブを作る」「ライブハウスで単独ライブを主催する」ために、事務所やレコード会社に所属する必要はありません。

すべて、個人で活動してもできることばかりです。現代ではインターネットが発達しているため、日本全国を相手にすることもできます。

ファンがいれば、これらの活動で収入を得ることができます。僕の生徒にも、所属をせずに歌手活動だけで生活できるようになった人もいます。

このように、ファンを増やすにつれて、デビューする前から歌手活動で食べていくことができます。

どうすればファンを増やすことができるのか

社会人が歌手になるには、ファンを増やすことが大切だとお分かりいただけたと思います。ただ、具体的にどうすれば良いのか、想像しにくいと思います。

このとき、「歌が上手くなれば勝手にファンは増える」と考える社会人は多いです。しかし、そんなことはありません。なぜなら、あなたの存在は誰からも知られることがないからです。

そこで、まずは自分の存在を広めるところから始める必要があります。例えば、SNS・ブログ・YouTubeなどを活用することで、全国の人から知られることができます。

ファンを増やす努力は、歌が上手くなる努力とは全く別物だと考えてください。現在、ファンを増やす流れをすべて解説した、全15話・5時間49分以上の動画レッスンを無料でプレゼントしています。ぜひ、こちらも活用していただけたら嬉しいです。

まとめ:歌手になりたい社会人が歌手になるには

今回は、社会人が歌手になるにはどうすれば良いのか、本当の方法を解説してきました。

結果に繋がらない行動としては、次のようなものがあります。

・歌を練習したり、ボイトレに通ったりする

・社会人向けの歌手オーディションを受ける

・路上やライブハウスで演奏活動をする

社会人が歌手になるには、一人ずつファンを増やすことが大切です。これにより、業界関係者が何よりも重視する「実績」を作れます。また、自分でCDやチケットを売ることもできるため、デビューをしなくても歌手活動で生活することができます。

ぜひ、今日から一人ずつファンを増やしていってください。そのための流れを解説した、全15話・5時間49分以上の無料動画レッスンも提供中ですので、ぜひ受けてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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